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| 講演名 | 2014-05-24 11:30 ［一般発表］周波数間無音検出の心理測定関数 ○菊池洋祐・光藤崇子・廣瀬信之・森 周司（九大）  SP2014-21 |
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| 抄録 | （和） | 周波数内無音検出に比べ周波数間無音検出閾値が高くなる原因について，主に二つの仮説が存在する．一つは周波数チャンネル間で注意を切り替えるのに一定時間を要すると主張し，もう一つは先行音の周波数チャンネルへ注意を向けることが後続音の周波数チャンネルへの注意を阻害すると主張している．それらの違いは心理測定関数の形に表れると考えられるが，周波数間無音検出の心理測定関数を測定した研究は我々の知る限り存在しない．本研究では，3名の参加者に対して純音刺激を用いた周波数内及び周波数間無音検出実験を行い，それぞれの心理測定関数を測定した．その結果，周波数間無音検出の心理測定関数は，無音長の対数軸上で，周波数内無音検出の関数とほぼ同じ形に保たれたまま平行移動していることが分かった．これは，周波数間無音検出時には注意の切り替えに時間を要するため閾値が高くなるとした仮説を支持する． |
| （英） | There are mainly two hypotheses concerning relatively high thresholds obtained in across-frequency gap detection as compared to within-frequency gap detection. One hypothesis posits that attention takes a certain time to switch between frequency channels, and the other posits that paying attention to the frequency channel of the leading marker disrupts the attention to that of the trailing marker. While these two hypotheses can be distinguished by the shape of psychometric functions, no study has reported, as far as we know, psychometric functions for across-frequency gap detection. In this study, we conducted within- and across-frequency gap detection experiments to measure psychometric functions from three participants. The results showed that the psychometric functions for across-frequency gap detection shifted in parallel from those for within-frequency gap detection on a logarithmic scale of gap duration. This supports the hypothesis that increases in thresholds for across-frequency gap detection are caused by the time required for attention switching. | |
| キーワード | （和） | 周波数間無音検出 / 心理測定関数 / 注意 / / / / / |
| （英） | Across-frequency gap detection / Psychometric function / Attention / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 114, no. 52, SP2014-21, pp. 217-221, 2014年5月. | |
| 資料番号 | SP2014-21 | |
| 発行日 | 2014-05-17 (SP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2014-21 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP IPSJ-MUS |
| 開催期間 | 2014-05-24 - 2014-05-25 |
| 開催地（和） | 日本大学文理学部キャンパス 百周年記念館 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 音学シンポジウム2014 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2014-05-SP-MUS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ［一般発表］周波数間無音検出の心理測定関数 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Psychometric functions for across-frequency gap detection |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 周波数間無音検出 / Across-frequency gap detection |
| キーワード(2)（和/英） | 心理測定関数 / Psychometric function |
| キーワード(3)（和/英） | 注意 / Attention |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 菊池 洋祐 / Yousuke Kikuchi / キクチ ヨウスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 光藤 崇子 / Takako Mitsudo / ミツドウ タカコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 廣瀬 信之 / Nobuyuki Hirose / ヒロセ ノブユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 森 周司 / Shuji Mori / モリ シュウジ |
| 第4著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2014-05-24 11:30:00 |
| 発表時間 | 240分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2014-21 |
| 巻番号（vol） | vol.114 |
| 号番号（no） | no.52 |
| ページ範囲 | pp.217-221 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2014-05-17 (SP) |
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