講演抄録/キーワード |
講演名 |
2014-10-17 14:45
2波伝搬モデルに基づく並列伝送の検討 ○平賀 健・坂元一光・新井麻希・関 智弘・俊長秀紀・中川匡夫(NTT) AP2014-127 |
抄録 |
(和) |
大地反射による2波伝搬フェージングが支配的となる電波伝搬環境においては,大地面からのアンテナ高さに依存して受信電力が非常に小さい点(ヌル)の位置が異なるという性質がある.通常フェージングによるヌルは受信電力を低減するため望ましくないものとして扱われるが,本報告ではこの特性を利用して,信号ストリームの分離処理を一切使用せず,複数の信号ストリームを伝送する空間分割伝送方式を提案する.アレーアンテナ配置の設計方法,基本伝送特性を数値計算により示す.さらにアンテナ素子のビーム幅が狭い場合には2波伝搬の大地反射波が低減されることが想定されるため,アンテナ素子のビーム幅が提案方式の伝送特性与える影響を示す.ビーム幅30°の時に伝送路容量が最大化されるということがわかった. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
2波伝搬モデル / ミリ波 / 空間分割伝送 / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 245, AP2014-127, pp. 105-110, 2014年10月. |
資料番号 |
AP2014-127 |
発行日 |
2014-10-08 (AP) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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AP2014-127 |