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| 講演名 | 2014-11-07 14:20 マルチモード非線形マルコフ連鎖ネットワーク論の展開 ～ プリゴジン散逸構造と同じ基本方程式による分岐解析 ～ ○小関 健・高橋 浩・竹田陽介（上智大）・江口尚孝（大和証券）  NLP2014-98 |
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| 抄録 | （和） | 最近MIT経済学部のAccemogluらは再び銀行破綻伝播を相転移として物理学とのアナロジー的に検討している。プリゴジンは非線形な化学反応速度論に拡散を導入して分岐・相転移など非可逆現象を解析できることを論じた。我々は、多分野に適用できる通信ネット論として抽象化した、マルチモード非線形マルコフ遷移近似ネット模型を以前紹介はしました。今回この取り扱いが、上記プリゴジンの非可逆現象解析に相似することに気付きました。すなわち、拡散はロンドンモデルの相互作用行列を用いたマルコフ遷移で線形重ね合わせが対応し、化学反応非線形速度は、３次光非線形効果が対応します。ここでは、米国決裁ネットFedwireを例に、巨大ネットを高精度に再現するファミリーネット近似法によって計算量の適当な規模のネット模型を作成、銀行群のトポロジーに依存する破綻からの復帰やFedwire全体の機能破綻への相転移などを例示します。Fedwireの固有モード群は、非線形の導入でも多様なアトラクタとして作用し、その性質は、相転移などネットワーク機能の破綻などを支配することが、知る範囲でははじめて、判明しました。これは、従来のリンク再編数の増大に伴うネットワーク転移とは異質です。 |
| （英） | Accemoglu of MIT discussed bank-default analogously with phase-transition. Prigogine reported chemical reaction velocity equation with diffusion provides bifurcation. We realize our multi-modal nonlinear Markov transition has the same structure of Prigogine’s equation and it provides bifurcation. Here we demonstrate the bifurcation in the Fedwire (Federal Reserve Wire Network) due to constituent bank default. We realized that eigenmodes of a concrete network topology correspond to various types of attractors, for the first time to our knowledge. | |
| キーワード | （和） | 拡散付化学反応速度論 / 多重モード / 相転移 / 分岐 / 銀行破綻 / 非線形マルコフ遷移 / / |
| （英） | Chemical reaction velocity / Bifurcation / Attractor / Multi-mode / probability amplitude / Markov transition / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 114, no. 288, NLP2014-98, pp. 95-100, 2014年11月. | |
| 資料番号 | NLP2014-98 | |
| 発行日 | 2014-10-30 (NLP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NLP2014-98 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NLP |
| 開催期間 | 2014-11-06 - 2014-11-07 |
| 開催地（和） | 燕三条地場産業振興センター |
| 開催地（英） | TsubameSanjo Regional Industries Promotion Center |
| テーマ（和） | 非線形制御，一般 |
| テーマ（英） | Nonlinear Control, Nonlinear Problems, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NLP |
| 会議コード | 2014-11-NLP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | マルチモード非線形マルコフ連鎖ネットワーク論の展開 |
| サブタイトル（和） | プリゴジン散逸構造と同じ基本方程式による分岐解析 |
| タイトル（英） | Multi-modal Nonlinear Markov-Transition provides Bifurcation |
| サブタイトル（英） | Default of a bank group can trigger phase transition in Fedwire |
| キーワード(1)（和/英） | 拡散付化学反応速度論 / Chemical reaction velocity |
| キーワード(2)（和/英） | 多重モード / Bifurcation |
| キーワード(3)（和/英） | 相転移 / Attractor |
| キーワード(4)（和/英） | 分岐 / Multi-mode |
| キーワード(5)（和/英） | 銀行破綻 / probability amplitude |
| キーワード(6)（和/英） | 非線形マルコフ遷移 / Markov transition |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小関 健 / Takeshi Ozeki / オゼキ タケシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 上智大学 (略称： 上智大) Sophia University (略称： Sophia Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 浩 / Hiroshi Takahashi / タカハシ ヒロシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 上智大学 (略称： 上智大) Sophia University (略称： Sophia Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 竹田 陽介 / Yosuke Takeda / タケダ ヨウスケ |
| 第3著者 所属（和/英） | 上智大学 (略称： 上智大) Sophia University (略称： Sophia Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 江口 尚孝 / Naotaka Eguchi / |
| 第4著者 所属（和/英） | 大和証券 (略称： 大和証券) Daiwa Security Co. (略称： Daiwa Security) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2014-11-07 14:20:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NLP |
| 資料番号 | NLP2014-98 |
| 巻番号（vol） | vol.114 |
| 号番号（no） | no.288 |
| ページ範囲 | pp.95-100 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2014-10-30 (NLP) |
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