講演抄録/キーワード |
講演名 |
2014-11-18 15:00
[ポスター講演]無限交換長方形分割 ○中野允裕・石黒勝彦・木村昭悟・山田武士・上田修功(NTT) IBISML2014-77 |
抄録 |
(和) |
(事前公開アブストラクト) 本発表では行列の長方形分割に対する確率モデルとして, 行と列の置換に対して無限に交換可能な確率過程を提案する. 無限交換可能な系列(一次元配列)の確率的分割の表現法として棒折り過程[Sethuraman1994]と中華料理店過程[Aldous1985]が広く知られており, これらはde Finettiの表現定理の2通りの表現法として捉えることが出来る. 近年, 関係データやネットワークの解析の需要に伴い, 確率的分割の多次元拡張として長方形分割の確率モデルが
重要な役割を持つようになり,無限関係モデル[Kemp+2006]やモンドリアン過程[Roy&Teh2009]が広く用いられてきたが, これらは限られた長方形分割しか表現することが出来なかった.
本稿では, 一次元配列に対するde Finettiの定理からの類推で, 任意の長方形分割を表すようなAldous[1981]-Hoover[1979]の無限交換可能配列表現に対する確率モデルを議論する.
最近発見された長方形分割過程[Nakano+2014]は棒折り過程の多次元拡張として捉えることが出来るが, 本稿ではその対となる中華料理店過程の多次元拡張に相当する確率モデルの構成法について述べる. また, 応用例として関係データ解析に提案モデルを適用した実験結果を示す. |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
(和) |
/ / / / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 306, IBISML2014-77, pp. 313-320, 2014年11月. |
資料番号 |
IBISML2014-77 |
発行日 |
2014-11-10 (IBISML) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
IBISML2014-77 |
|