講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-03-03 15:10
DNSクエリ・応答を用いたHTTPS通信のホスト名推定 ○森 達哉(早大)・井上 武・下田晃弘・佐藤一道・石橋圭介(NTT)・後藤滋樹(早大) IN2014-164 |
抄録 |
(和) |
インターネット上で提供されるサービスの大多数はHTTPによるWeb通信である.
そして多くの Web 通信が HTTPS によって暗号化されるようになった.例えば
YouTube のビデオも暗号化された通信路で配信されている.HTTPS の普及に伴い
トラヒックの計測・分析が難しくなる問題が生じる.すなわち暗号化により通信の宛先サーバのホスト名が不明となるため,ネットワークサービス提供者は自網の回線がユーザにどのように利用されているかを把握することが困難となった.この問題を解決するために DNSクエリ・応答情報を用いて HTTPS 通信のホスト名を推定するフレームワークである SFMap (Service-Flow map) を提案する.SFMap の主要なアイディアは CNAME を経由したIPアドレスと複数ドメイン名の関係をグラフとして保持し,そのグラフを元に所与のサーバIPアドレス,クライアントIPアドレス情報から尤もらしいサーバのホスト名を推定することにある.2箇所の計測地点で収集した実トラヒックデータを用い,提案手法がこれまでの先行研究で提案された手法と比較してより高い精度を達成することを示す. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
計測 / 通信 / ホスト名 / DNS / 推定 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 478, IN2014-164, pp. 255-260, 2015年3月. |
資料番号 |
IN2014-164 |
発行日 |
2015-02-23 (IN) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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