講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-03-03 16:00
CCN1.0環境における固定長エンドツーエンドフラグメンテーションの提案 ○植田一暁・横田健治・田上敦士(KDDI研) IN2014-173 |
抄録 |
(和) |
将来インターネット技術として,Content-Centric Networking (CCN) が近年活発に研究されている.CCNをイーサネット上で動作させる場合,ホップバイホップでデータ(Content Object)を断片化・再構成して転送する必要があり,スループットが低下してしまう.この問題を解決するために,CCNの最新プロトコルであるCCN 1.0では,途中のルータにおいてContent Objectを断片化・再構成する必要がない,エンドツーエンドフラグメンテーションが用いられている.しかし,コンテンツ提供者が断片化したContent Objectのサイズが,通信経路のMaximum Transmission Unit (MTU)より大きい場合,CCNルータのキャッシュに存在するデータを返送することができず,キャッシュヒット率が低下する.そこで本稿では,Content Objectを固定長に断片化する固定長エンドツーエンドフラグメンテーションを提案する.提案手法は,フラグメントサイズをCCNが許容する最小のMTUに固定することで,キャッシュヒット率の低下を防ぎつつフラグメンテーションを実現できる.また,シミュレーション評価により,提案手法の有効性を明らかにする. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
Content-Centric Networking / Information-Centric Networking / CCN 1.0 / フラグメンテーション / 経路MTU探索 / / / |
(英) |
Content-Centric Networking / Information-Centric Networking / CCN 1.0 / Fragmentation / Path MTU Discovery / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 478, IN2014-173, pp. 307-312, 2015年3月. |
資料番号 |
IN2014-173 |
発行日 |
2015-02-23 (IN) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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