講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-06-20 16:40
再実装不要な実機デバッグ向けデータ駆動型ブレークポイント ○田宮 豊・富田憲範・一場利幸・河村 薫(富士通研) RECONF2015-28 |
抄録 |
(和) |
実機デバッグの可制御性を改善する新しいブレークポイント機構を提案する。
デバッグ対象ハードのインターフェースポート上に流れるパケットのマッチングをリアルタイムに行ってブレークポイントを発生させるデバッグ回路を考案した。パケットをデータ系列の集合と見做すことにより、特定用途のハードに限定されない、汎用的なマッチング手法を採用した。
さらに、マッチングアルゴリズムに CRC (巡回冗長検査)の線形性とデバッグソフトとの協業を利用することにより、デバッグ回路は単純なハードウェアで実装でき、実機速度で、かつ、リアルタイムに検出する事を可能にした。ブレークポイント条件の変更の際は、レジスタ値の変更で済む為、ハードウェアの再実装が不要となり、実機デバッグの作業負荷の軽減が期待できる。
評価実験では、本手法の偽陽性評価と、CRC処理回路の実装を行い、実用的な精度、速度、および回路規模であることを確認した。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
実機デバッグ / ブレークポイント / データ系列 / CRC / FPGA / / / |
(英) |
In-Circuit Debug / Breakpoint / Data Sequence / CRC / FPGA / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 109, RECONF2015-28, pp. 153-158, 2015年6月. |
資料番号 |
RECONF2015-28 |
発行日 |
2015-06-12 (RECONF) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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RECONF2015-28 |