講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-08-28 11:15
可視光通信実験についての2つの報告 ○山林由明(千歳科技大) OCS2015-35 |
抄録 |
(和) |
(事前公開アブストラクト) 本報告では可視光LEDを用いた空間光通信についての提案と原理確認実験を2件報告する。1件目は、走行する自動車の運転手相互間の意思疎通を確実にしようとする提案である。昼間でも点灯するヘッドランプやウィンカーを、肉眼では視認できない程度の速度で変調し、車載カメラの動画像から受信する。将来的には受信結果をヘッドアップディスプレイに表示することで、送信者とメッセージが理解しやすい形で運転手に表示することを考えている。今ひとつは、可視光を用いた無線LANの基礎実験結果である。補色関係にある照明用のLEDを2種類用意し、それぞれを補符号で強度変調することでダウンリンク信号を送信する。端末に付属するPDでその受信は行うが、その2色が混合した所にコーナーキューブアレイを置き、その前面に空間強度変調器を配しアップリンク信号で変調することにより送信する。アップリンク信号の受信は送信LEDの近傍後方に配置したPDで受信可能であることを実験的に示す。この構成をとることにより端末利用者は可視光無線LAN基地局の位置を意識することなくサービスを利用することができる。 |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
(和) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 201, OCS2015-35, pp. 25-30, 2015年8月. |
資料番号 |
OCS2015-35 |
発行日 |
2015-08-20 (OCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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