講演抄録/キーワード |
講演名 |
2015-12-02 14:10
CSMA/CDバスとD-TDMAバスを併用したワイヤレス3次元バスアーキテクチャ ○松村 剛(慶大)・鯉渕道紘(NII)・天野英晴・松谷宏紀(慶大) CPSY2015-69 |
抄録 |
(和) |
チップ設計コストの増大に伴い、アプリケーションに応じたチップファミリーの設計が難しくなったため、3 次元IC が注目されつつある。チップ間の通信方法としてバスを採用した3 次元IC では、垂直リンクとしてDynamic TDMA(D-TDMA)バスを用いるのが通信効率が良い。しかし、本研究で対象とするワイヤレス3次元ICで垂直リンクにD-TDMA バスを採用すると、アービトレーションに用いる数bit の制御信号にもデータと同じ量のインダクタを用いる必要があり、面積や電力のオーバーヘッドが大きくなってしまうため実装が難しい。本研究ではCSMA/CD バスをD-TDMA バスのアービトレーション用に1 本もしくは少数使用することで、アービトレーションに要するインダクタを廃しつつD-TDMA を実現する方式を提案、評価する。その結果、全垂直リンクをD-TDMAバスで実装したアーキテクチャに比べて、高々0.3%のアプリケーション実行時間のオーバーヘッドで、垂直バスを構成するのに必要インダクタの数を73.6%削減できた。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
ワイヤレス3 次元CMP / Dynamic TDMA / CSMA/CD / 結合網 / / / / |
(英) |
Wireless 3D Chip-MultiProcessor / Dynamic TDMA / CSMA/CD / interconnection networks / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 342, CPSY2015-69, pp. 45-50, 2015年12月. |
資料番号 |
CPSY2015-69 |
発行日 |
2015-11-24 (CPSY) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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