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| 講演名 | 2016-03-11 14:05 ［招待講演］状態を有する通信路に対する最適符号化レート解析の精密化 ○八木秀樹（電通大）  IT2015-137 ISEC2015-96 WBS2015-120 |
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| 抄録 | （和） | 近年，ある種の誤り確率を与えられた定数まで許容する符号化システムに対して，最大の達成可能符号化レートに関する解析が強化され，結果の精密化が図られている．本稿では特に無線通信システムの数理モデルとして頻繁に用いられる状態を有する通信路に対し，復号誤り確率またはアウテージ（不稼働）確率を利用した通信路容量の定義をいくつか紹介する．特に，通信路状態の情報が復号器に与えられる場合と与えられない場合に対し，それぞれの通信路容量の公式がどのように与えられるかを説明する．この結果から，通信路状態が復号器に与えられる場合には，復号誤り確率を定数以下に制限する場合とアウテージ確率を定数以下に制限する場合の通信路容量は変わらないことが分かる．また，定常無記憶通信路の混合通信路に対して，通信路容量の公式が簡略化されることを示す．最後に2次符号化レートの解析についても簡単に紹介する． |
| （英） | There has been a recent trend of studies which analyze the fundamental limit of achievable coding rates by allowing some error probability up to a given constant. In this paper, for channels with states, we treat with two error criteria based on the decoding error probability and the outage probability, and we introduce various definitions of the channel capacity (highest achievable coding rate). We consider cases where the channel state information is known or unknown to the decoder, and formulas for the capacity in the respective scenarios are stated. From these formula results, it is revealed that both capacities coincide when the channel state information is known to the decoder. In addition, for the mixed channel whose component channels are stationary and memoryless with a finite input alphabet and a general output alphabet, a single-letter characterization of the channel capacity is given. Finally, some recent results about the analysis on the second order coding rate are briefly reviewed. | |
| キーワード | （和） | シャノン容量 / アウテージ通信路容量 / 2次オーダ符号化レート / 混合通信路 / composite channel / 状態を有する通信路 / / |
| （英） | Shannon capacity / capacity versus outage / second order coding rate / mixed channel / composite channel / channel with states / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 115, no. 502, WBS2015-120, pp. 221-228, 2016年3月. | |
| 資料番号 | WBS2015-120 | |
| 発行日 | 2016-03-03 (IT, ISEC, WBS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IT2015-137 ISEC2015-96 WBS2015-120 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IT ISEC WBS |
| 開催期間 | 2016-03-10 - 2016-03-11 |
| 開催地（和） | 電気通信大学 |
| 開催地（英） | The University of Electro-Communications |
| テーマ（和） | IT・ISEC・WBS合同研究会 |
| テーマ（英） | joint meeting of IT, ISEC, and WBS |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | WBS |
| 会議コード | 2016-03-IT-ISEC-WBS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 状態を有する通信路に対する最適符号化レート解析の精密化 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Refined Analysis of Optimum Coding Rate for Channels with States |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | シャノン容量 / Shannon capacity |
| キーワード(2)（和/英） | アウテージ通信路容量 / capacity versus outage |
| キーワード(3)（和/英） | 2次オーダ符号化レート / second order coding rate |
| キーワード(4)（和/英） | 混合通信路 / mixed channel |
| キーワード(5)（和/英） | composite channel / composite channel |
| キーワード(6)（和/英） | 状態を有する通信路 / channel with states |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 八木 秀樹 / Hideki Yagi / ヤギ ヒデキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) University of Electro-Communications (略称： Univ. of Electro-Communications) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2016-03-11 14:05:00 |
| 発表時間 | 50分 |
| 申込先研究会 | WBS |
| 資料番号 | IT2015-137, ISEC2015-96, WBS2015-120 |
| 巻番号（vol） | vol.115 |
| 号番号（no） | no.500(IT), no.501(ISEC), no.502(WBS) |
| ページ範囲 | pp.221-228 |
| ページ数 | 8 |
| 発行日 | 2016-03-03 (IT, ISEC, WBS) |
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