講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-03-24 16:55
動的タイム・ボローイングのための二相化アルゴリズムの改良と評価 ○津坂章仁・谷川祐一・広畑壮一郎(東大)・五島正裕(NII)・入江英嗣・坂井修一(東大) CPSY2015-146 DC2015-100 |
抄録 |
(和) |
半導体プロセスの微細化に伴う回路遅延のばらつきの増加により,従来のワースト・ケースに基づいた設計手法では性能の向上が鈍化することが大きな問題となりつつある.
これに対し,ワースト・ケースではなく実際の回路の動作時に近い遅延に基づいた動作を実現する手法が提案されている.
そのような手法の1 つとして,我々の研究室では動的タイム・ボローイングを可能にするクロッキング方式を提案している.
この手法は,動的なばらつき対策である動的タイミング・フォールト検出を二相ラッチのクロッキング方式に組み合わせることによって実現される.
これにより,動作時にステージ間で回路遅延を融通し,実効遅延に近い速度で動作させることが可能になる.
本稿では,従来の回路に対してこのクロッキング方式を適用する際における,二相ラッチ化のアルゴリズムについて改良を提案し,実際に適用した場合の評価を示す. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
ばらつき / TF検出 / Razor / 2相ラッチ / タイム・ボローイング / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 115, no. 518, CPSY2015-146, pp. 133-138, 2016年3月. |
資料番号 |
CPSY2015-146 |
発行日 |
2016-03-17 (CPSY, DC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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CPSY2015-146 DC2015-100 |