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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2016-05-20 13:15 楽曲の音楽的特徴を活用した新しいデータハイディング手法の提案 ○鎌田 寛・小嶋徹也（東京高専）  IT2016-14 EMM2016-14 |
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| 抄録 | （和） | 楽曲の音楽的特徴であるコード進行を活用した音楽データハイディング手法を提案する．音楽の三要素であるリズム，メロディ，ハーモニーのうち，ハーモニーを構成するコード進行に着目する．提案法では，楽曲のコードを構成する特定の周波数成分に対して秘密情報を埋め込む．この手法では，秘密情報を埋め込むことによって発生する音がシンセサイザなどの電子楽器で演奏されたものと同一視されるため，ステゴ楽曲が人間の聴覚により違和感なく認識されることが期待できる．本稿では，秘密情報の埋め込みおよび抽出方法を示し，提案手法の性能を秘密情報の抽出精度に関する計算機シミュレーション，およびステゴ信号の音質に関する主観評価実験を通して検証した．実験結果より，提案手法は楽曲として違和感なく成立し，かつ，100[bps]以上の伝送速度が達成可能であることが示された．また，白色ガウス雑音，MP3符号化，および遅延音付加などの攻撃を加え，攻撃耐性が高いことも確認した． |
| （英） | Data hiding schemes using complete complementary codes (CCC) have been developed for image and audio signals. It has been shown that a high payload and a low bit-error-rate can be achieved by such data hiding strategies because of the ideal auto- and cross-correlation properties of CCC. In this study, a new data hiding strategy based on CCC is proposed by utilizing characteristics of musical pieces. In the proposed method, secret information is embedded into the specific frequency coefficients constructing the chord progression of the musical piece. If the completely same frequency coefficients as those used in the musical piece are selected to embed the secret information, they can perfectly match the pitch of the musical piece. As a result, it is expected that such a stego audio signal can be recognized by human ears as one of the components of the musical piece played on additional electronic instruments such as synthesizers. It is shown that the stego musical piece generated by the proposed method can be naturally recognized by human ears as a digital music through the subjective assessment by the practical experiment using a loud speaker. In addition, the results of the numerical experiments imply that the proposed method can transmit a large message with almost no errors even under various attacks. | |
| キーワード | （和） | 音響データハイディング / 完全相補系列系 / コード進行 / 楽曲 / / / / |
| （英） | audio data hiding / complete complementary code / chord progression / musical piece / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 116, no. 34, EMM2016-14, pp. 81-86, 2016年5月. | |
| 資料番号 | EMM2016-14 | |
| 発行日 | 2016-05-12 (IT, EMM) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IT2016-14 EMM2016-14 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IT EMM |
| 開催期間 | 2016-05-19 - 2016-05-20 |
| 開催地（和） | 小樽経済センター |
| 開催地（英） | Otaru Economic Center |
| テーマ（和） | 情報セキュリティ，情報理論，情報ハイディング，一般 |
| テーマ（英） | Information Security, Information Theory, Information Hiding, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMM |
| 会議コード | 2016-05-IT-EMM |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 楽曲の音楽的特徴を活用した新しいデータハイディング手法の提案 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Novel Data Hiding Scheme into Musical Pieces by Utilizing Musical Characteristics |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音響データハイディング / audio data hiding |
| キーワード(2)（和/英） | 完全相補系列系 / complete complementary code |
| キーワード(3)（和/英） | コード進行 / chord progression |
| キーワード(4)（和/英） | 楽曲 / musical piece |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 鎌田 寛 / Kan Kamada / カマダ カン |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京工業高等専門学校 (略称： 東京高専) National Institute of Technology, Tokyo College (略称： NIT, Tokyo College) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小嶋 徹也 / Tetsuya Kojima / コジマ テツヤ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京工業高等専門学校 (略称： 東京高専) National Institute of Technology, Tokyo College (略称： NIT, Tokyo College) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2016-05-20 13:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EMM |
| 資料番号 | IT2016-14, EMM2016-14 |
| 巻番号（vol） | vol.116 |
| 号番号（no） | no.33(IT), no.34(EMM) |
| ページ範囲 | pp.81-86 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2016-05-12 (IT, EMM) |
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