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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2016-07-26 13:25 OTTサービスにおけるCPとISPの公平な利益分配 ○谷口文隆（早大）・矢守恭子（朝日大）・張 成（早大）・古 博（工学院大）・田中良明（早大）  CQ2016-34 |
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| 抄録 | （和） | OTT (Over The Top)サービスを提供するCP (Contents Provider)からのトラヒックは，上位ISP (Internet Service Provider)から下位のISPを経由してユーザに流れる．下位ISPは経由したトラヒックに応じて上位ISPにトランジット費を支払なければならず，トラヒックが増えるに従いトランジット費が増加する．一方，下位ISPの料金は定額料金に設定されていることが多く，下位ISPの収入はユーザのトラヒック要求に関わりなく一定である．よって，トランジット費の増加は下位ISPの利益を減少させることになる．OTTトラヒックによるトランジット費の急激な増加は下位ISPの利益モデルに打撃を与えている．下位ISPが破綻すれば，エンドユーザまでのネットワークが破綻するためOTTサービスが成立しなくなる．この問題を解決する手段として，OTTサービスの提供側がユーザから得た収入の一部を下位ISPに分配をする方法を考える．本稿では，OTTサービス提供者であるCP (Contents Provider)と下位ISPのトランジット費の費用分担を交渉ゲームとして捉え，ナッシュ交渉解となる妥結点を明らかにしている．結果として，CPと下位ISPの最適な利益分配率を示している． |
| （英） | In recent years, data traffic in the Internet has been increased by Over The Top (OTT) Service. Content provider’s (CP’s) traffic flows from upper tier ISPs to users through lower tier ISPs. The lower tier ISPs must pay transit fee to upper tier ISPs. The transit fee increases in accordance with the increase of data traffic. However, the revenue of low tier ISPs is fixed, because their service price is usually set to a flat-rate. If traffic continues to increase in this way, lower tier ISPs will fail in business, because the transit fee (i.e. cost) may exceed the revenue. We need to prevent this fail, because without lower tier ISPs, CPs and upper tier ISPs cannot provide the service. To solve this problem, indirect beneficiary should pay cost. In particular, CPs that get income from content viewers and upper tier ISPs that get income from lower tier ISPs, should give a part of income to lower tier ISPs. In this paper, CP is assumed to be the OTT service provider which includes the function of upper tier ISP. The user’s content request is regarded as lower tier ISP’s content request. This paper examines the point of agreement on profit sharing between the CP and lower tier ISPs by using the game theory. | |
| キーワード | （和） | OTT / 利益分配 / ゲーム理論 / 妥結点 / / / / |
| （英） | OTT / Profit sharing / Game theory / Point of agreement / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 116, no. 161, CQ2016-34, pp. 7-12, 2016年7月. | |
| 資料番号 | CQ2016-34 | |
| 発行日 | 2016-07-19 (CQ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CQ2016-34 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CQ |
| 開催期間 | 2016-07-26 - 2016-07-27 |
| 開催地（和） | 関西学院大学大阪梅田キャンパス |
| 開催地（英） | The Osaka Umeda Campus, Kwansei Gakuin Univesity |
| テーマ（和） | QoEとQoSの計測と制御，一般 |
| テーマ（英） | Measurement and Control of QoE and QoS, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CQ |
| 会議コード | 2016-07-CQ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | OTTサービスにおけるCPとISPの公平な利益分配 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Fairly Sharing Profit between CP and ISP in OTT Service |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | OTT / OTT |
| キーワード(2)（和/英） | 利益分配 / Profit sharing |
| キーワード(3)（和/英） | ゲーム理論 / Game theory |
| キーワード(4)（和/英） | 妥結点 / Point of agreement |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 谷口 文隆 / Fumitaka Taniguchi / タニグチ フミタカ |
| 第1著者 所属（和/英） | 早稲田大学 (略称： 早大) Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 矢守 恭子 / Kyoko Yamori / ヤモリ キョウコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 朝日大学 (略称： 朝日大) Asahi University (略称： Asahi Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 張 成 / Cheng Zhang / チョウ セイ |
| 第3著者 所属（和/英） | 早稲田大学 (略称： 早大) Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 古 博 / Bo Gu / コ ハク |
| 第4著者 所属（和/英） | 工学院大学 (略称： 工学院大) Kougakuin University (略称： Kougakuin Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田中 良明 / Yoshiaki Tanaka / タナカ ヨシアキ |
| 第5著者 所属（和/英） | 早稲田大学 (略称： 早大) Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2016-07-26 13:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CQ |
| 資料番号 | CQ2016-34 |
| 巻番号（vol） | vol.116 |
| 号番号（no） | no.161 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2016-07-19 (CQ) |
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