講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-08-08 18:30
ラック間をまたぐリモートGPUおよびSSD間通信への光無線割り当ての評価 ○原 弘明・森島 信(慶大)・鯉渕道紘(NII)・天野英晴・松谷宏紀(慶大) CPSY2016-18 |
抄録 |
(和) |
計算機を構成するハードウェアリソースを大量に1つのラックに格納しておき、これらをハードウェアリソースの共有プールとして利用するラックスケールアーキテクチャが登場している。
さらに、各ラックに散らばったハードウェアリソースをラック間ネットワークで接続することで、ラック間をまたいだハードウェアリソースの共有プール化も可能であり、本論文ではこのようなアーキテクチャに焦点を当てる。
ラック間をまたいでハードウェアリソースを利用する場合、複数スイッチを経由するラック間通信の遅延によってアプリケーション性能が低下する。
そこで、本論文ではこのようなラック間通信に光無線による動的リンクを割り当てることで、ラック間通信の低遅延化を図る。
MongoDB、Hadoop/MapReduce といった実アプリケーションを使った実機による予備評価を行い、その結果を基にシミュレーション評価を行った。
評価結果より、本論文が対象とするラックスケールアーキテクチャにおいて、光無線リンクを用いることで実アプリケーションの性能を改善できた。
この改善はネットワークのワークロードに依存し、光無線リンク割り当ての効果が大きくなるワークロードでは最大で25%の性能向上が見られた。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
光無線通信 / 動的リンク / ラックスケールアーキテクチャ / / / / / |
(英) |
Free Space Optical (FSO) communication / dynamic link / Rack Scale Architecture / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 177, CPSY2016-18, pp. 89-94, 2016年8月. |
資料番号 |
CPSY2016-18 |
発行日 |
2016-08-01 (CPSY) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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CPSY2016-18 |