講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-10-20 17:10
文字カテゴリの急所をCNNで探る ○井手将太・内田誠一(九大) PRMU2016-96 |
抄録 |
(和) |
印刷数字,手書き数字,多フォント数字を対象として,畳み込みニューラルネットワーク(CNN)による認識実験を行うと,どのデータについても非常に高い認識率が得られた.誤認識されたサンプルは人間にとっても難解なものがほとんどであったため,CNNの文字認識精度は人間の可読限界に近く,これはCNNが各文字カテゴリの本質を把握しているためではないかと考えられる.そこで本稿では,CNNが理解している文字の本質を実験的に探ることを考える.具体的には,入力文字画像を部分的に欠損させて,正解カテゴリの識別関数値や認識結果の変化を観察する.その結果,識別関数値が大きく低下する部分や認識不可能になる部分が現れれば,そこがすなわちCNNが該当文字カテゴリにとって必要不可欠と捉えている箇所(カテゴリの急所)だと推測できる.本稿では以上の実験を中心に論ずるとともに,関連した実験,例えばCNNの代わりにシンプルな最近傍識別(1NN)を用いた場合との比較なども論ずる. |
(英) |
(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
畳み込みニューラルネットワーク / 文字形状 / カテゴリ性 / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 259, PRMU2016-96, pp. 31-36, 2016年10月. |
資料番号 |
PRMU2016-96 |
発行日 |
2016-10-13 (PRMU) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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