講演抄録/キーワード |
講演名 |
2016-12-16 15:00
解像度推定を用いたダウンサンプリングによる低画質人物認識 ○尾原啓司・吉村宏紀・西山正志・岩井儀雄(鳥取大) PRMU2016-125 |
抄録 |
(和) |
本稿では,低解像度でも人物を正しく見分けることを目的とし,低画質の画像から認識に適した解像度を推定しリサンプリングする手法を提案する.広角カメラ映像中の顔や全身の画像は,見分けやすい高解像度から見分けにくい低解像度まで様々な画質に変化する.人物を認識する際,特徴量の次元数が揃っていないと一般的な機械学習の手法が適用できないため,画像サイズを正規化する必要がある.筆者らが予備実験を行ったところ,高解像度の画像に合わせてアップサンプリングすると認識性能が低下し,逆に低解像度の画像に合わせてダウンサンプリングすると認識性能が改善する傾向が見られた.この観察結果に基づき提案手法では,入力画像と辞書画像の両方に対して解像度推定を適用し,その結果から人物認識に適切な解像度の画像サイズに揃える処理を適用する.公開データセットのMulti-PIEとCUHKを用いた劣化シミュレーションによる顔認識と人物対応付けの実験により,提案手法により認識性能が改善されることを確認した. |
(英) |
(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
顔画像 / 人物画像 / 解像度推定 / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 366, PRMU2016-125, pp. 65-70, 2016年12月. |
資料番号 |
PRMU2016-125 |
発行日 |
2016-12-08 (PRMU) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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