講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-01-18 14:15
[ショートペーパー]CT画像における椎体骨折の半定量的評価の診断支援 ~ 機械学習を用いた椎体の自動検出と分類 ~ ○小島拓也・周 向栄(岐阜大)・東 華岳(産業医科大)・横山龍二郎・原 武史(岐阜大)・姜 慧研(中国・東北大)・松尾政之・藤田広志(岐阜大) MI2016-89 |
抄録 |
(和) |
高齢化社会の進行において骨粗鬆症の患者数が年々増加している.骨粗鬆症の診断の1つに骨粗鬆症性骨折の有無があり,最も高頻度に発生する部位は椎体となる.臨床現場では半定量的評価法(Semi-Quantitative Method:SQ法)が用いられ,画像から椎体を4つにグレード分類を行う.本研究では,Deep Learningを用いて精密検査の目的で撮影されるCT画像から椎体位置の自動検出と椎体のグレード分類を全自動で行う手法を提案し,その性能を評価する.椎体位置の検出は,40症例を用いて第1胸椎から第5腰椎の17個の椎体に対して行った.その結果,検出対象17個のうち平均14.4個で成功した.椎体のグレード分類は,82症例の17個の椎体画像を用いて実験を行った.分類結果は平均87.5%の識別率であった.これらにより,Deep Learningに基づく提案法の有効性が示された. |
(英) |
(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
3次元CT画像 / 骨粗鬆症 / 椎体骨折 / 半定量的評価法 / 畳み込みニューラルネットワーク / / / |
(英) |
3D CT images / osteoporosis / vertebral body fracture / Semi-Quantitative Method / convolutional neural network / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 393, MI2016-89, pp. 69-70, 2017年1月. |
資料番号 |
MI2016-89 |
発行日 |
2017-01-11 (MI) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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