講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-03-13 13:10
脳波-モーションキャプチャ同時測定を用いた運動の巧緻性分析のためのマーカー消失問題への取り組み ○萩尾元晴(九工大)・十河正弥・松本理器・下竹昭寛・池田昭夫(京大)・我妻広明(九工大/理研/産総研) NC2016-68 |
抄録 |
(和) |
てんかんの外科治療は脳機能温存のために頭蓋内電極を用いた臨床脳機能マッピングが行われるが,より高次な機能についてのマッピング法は確立していない.本研究では,難治性てんかんの術前評価目的に頭蓋内電極を留置した症例で,脳機能マッピングとして皮質刺激介入による行為・巧緻運動の解析を行うにあたって,モーションキャプチャによって得られたデータの効率的前処理についての検討を行った.動作障害の精緻な解析のためには連続ピンチング動作,把持動作,ジェスチャ等の課題遂行時の動作分析が必要であるが,これらの計測では光学式では3次元追尾困難となり,計測上データ消失する部分が増大する.それらのデータ補間を実現するアルゴリズム検証用疑似データ作成法を提案し,その有用性について分析する. |
(英) |
Methodologies for intracranial EEG measurement and stimulation intervention are highly important for treatments of refractory epileptic patients. In the present study, we discussed potential problems in interpolation of invisible markers of the 3D motion capture system, which is necessary for motion analysis during skilled motion tasks executing continuous pinching motion, grasping motion and gestures designed for comparative analyses of motion impairments when providing a stimulation intervention to the target brain region of refractory epileptic patients. |
キーワード |
(和) |
難治性てんかん / 頭蓋内脳波計測 / 3次元データ補間 / モーションキャプチャ / / / / |
(英) |
Refractory epilepsy / Intracranial EEG measurement / 3D Data interpolation / Motion capture system / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 116, no. 521, NC2016-68, pp. 25-30, 2017年3月. |
資料番号 |
NC2016-68 |
発行日 |
2017-03-06 (NC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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NC2016-68 |