講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-06-16 10:10
縮退クロスバースイッチの研究(その4) ~ 理論的な下限の単位スイッチから成る縮退クロスバースイッチ ~ ○小原 仁(秋田大) OCS2017-17 |
抄録 |
(和) |
(事前公開アブストラクト) 本研究はスイッチサイズをNとしてN^2個の2×2スイッチ要素から成るクロスバースイッチを対象とし,その冗長性の排除,あるいはスイッチ利用効率の改善などによりスイッチ規模が小さい縮退クロスバースイッチを導出することを目的とする.本報告では,縮退クロスバースイッチ規模の理論的な下限であるN(N-1)/2個の2×2スイッチから成る構成法を提案する.特に,光スイッチへの応用を目指して,MEMSデバイスで構成されるスイッチの構成原理について議論する.最初に,理論的な下限に相当するスイッチを導出するための準備として,光マルチ・デマルチプレクサによるクロスバースイッチの構成例を示す.従来の光マルチ・デマルチプレクサはN-1個の1×2または2×1スイッチで構成されていた.本報告では,1×2または2×1スイッチの一対を一つの2×2スイッチ要素に集約し,スイッチ要素数を(N-1)/2に半減させる.この新たな光マルチ・デマルチプレクサをN個用いることで,全体としてN(N-1)/2のスイッチ規模を有する縮退クロスバースイッチを実現する. |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
(和) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 87, OCS2017-17, pp. 33-38, 2017年6月. |
資料番号 |
OCS2017-17 |
発行日 |
2017-06-08 (OCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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