講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-07-26 13:30
不完全ビットシフトが生じる通信路に対するモジュレーション符号化法の検討 ○平野 武・金子晴彦(東工大) DC2017-16 |
抄録 |
(和) |
BPMR (Bit Patterned Media Recording) は従来の磁気記録メディアよりも高い記録密度を有する次世代磁気記録メディアとして期待されている.しかし,BPMRでは各ビットアイランドに1ビットのデータを書き込むことから,データの書き込みクロックとビットアイランドの位置の同期がとれていない場合,本来書き込まれるべきデータの隣のデータが書き込まれることが考えられる.そこで,本稿では不完全なビットシフトが生じる通信路モデルについて検討する.データの送信は$b$シンボル単位で行うと仮定し,受信ビット列が与えられたときの送信シンボルの尤度の導出方法を示す.また,通信路の相互情報量を求め,送信語確率分布を非一様化させることにより相互情報量が大きくなることを示す.この結果をもとに,$GF(2^3)$のシンボルを$4$ビットパターンに対応付ける,符号化率3/4のモジュレーション符号化法を提案する.本符号化法の評価として,$GF(2^3)$上の多元LDPC符号(符号化率3/4または1/2,符号長8192シンボル)と,提案したモジュレーション符号化を連接した場合のシンボル誤り率をシミュレーションにより求め,一部のパラメータにおいて提案手法により誤り率が低減することを示す. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
BPMR / モジュレーション符号化 / 低密度パリティ検査符号 / 相互情報量 / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 154, DC2017-16, pp. 1-6, 2017年7月. |
資料番号 |
DC2017-16 |
発行日 |
2017-07-19 (DC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
DC2017-16 |