講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-09-25 16:30
[ショートペーパー]AutoEncoderを用いた頭部救急CT画像の異常検知に関する初期的検討 ○佐藤大介・花岡昇平・野村行弘・竹永智美・三木聡一郎・吉川健啓・林 直人・阿部 修(東大) MI2017-46 |
抄録 |
(和) |
頭部救急CTの対象疾患は多岐にわたる.したがって,救急部門の医師は多種の疾患に対応するコンピュータ支援検出システムを必要としている.本研究では,頭部救急CTにおけるautoencoderを用いた教師なし異常検知を提案する.11層のconvolution blockと6層のdeconvolution blockからなる3D convolutional autoencoder (3D-CAE)を用いた.3D-CAEの学習には50例の正常症例から抽出した合計10,000個の3Dパッチを用いた.評価時には,3Dパッチごとの異常度として平均二乗誤差を用い,症例ごとのパッチの異常度の最大値をその症例の異常度とした.38例の頭部救急CT(22の異常例および16の正常例)を用いて提案手法を評価した結果,感度68%,特異度88%,AUCは0.87に達し,頭部救急CTでの異常検知において有用である可能性を示した. |
(英) |
|
キーワード |
(和) |
コンピュータ支援検出 / 異常検知 / 頭部救急CT / 3D convolutional autoencoder / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 220, MI2017-46, pp. 25-26, 2017年9月. |
資料番号 |
MI2017-46 |
発行日 |
2017-09-18 (MI) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
MI2017-46 |