講演抄録/キーワード |
講演名 |
2017-10-19 17:30
視覚障害者のスマートフォン・タブレット利用状況調査2017 ○渡辺哲也・加賀大嗣(新潟大)・小林 真(筑波技大)・南谷和範(大学入試センター) SP2017-46 WIT2017-42 |
抄録 |
(和) |
視覚障害者のスマートフォン・タブレット利用状況調査を実施した.回答者305人のうち,携帯電話の利用者数は180人(59.0%),スマートフォンは162人(53.1%),タブレットは66人(21.6%),パソコンは288人(94.4%)であった.前回2013年の調査結果と比べると,スマートフォンの利用率は倍増したが,逆に携帯電話の利用率は20%程度下がった.年代別に見ると,年代が上がるほど携帯電話の利用率が高く,年代が下がるほどスマートフォンの利用率が高い傾向が明らかになった.視覚障害者向けの画像/色/光認識アプリの利用が確認された.タッチスクリーン上でスクリーンリーダを使ったときの文字入力方法の詳細を明らかにした. |
(英) |
A survey was conducted on the use of ICT by visually impaired people. Of the 305 respondents, 180 (59.0%) used mobile phones (keitai), 162 (53.1%) used smartphones, 66 (21.6%) used tablets, and 288 (94.4%) used personal computers. The use rate of smartphones doubled, and that of keitai decreased by about 20%. The higher the age was, the higher the use rate of keitai and the lower that of smartphones became. The object recognition, color recognition, and light detection apps that are developed for visually impaired people were used by a certain number of respondents. The text entry methods on touchscreens with a screen reader were investigated in detail. |
キーワード |
(和) |
視覚障害者 / スマートフォン / タブレット / ユーザ調査 / テキスト入力 / / / |
(英) |
Blind and Visually Impaired People / Smartphone / Tablet / User Survey / Text Entry / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 117, no. 251, WIT2017-42, pp. 69-74, 2017年10月. |
資料番号 |
WIT2017-42 |
発行日 |
2017-10-12 (SP, WIT) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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査読に ついて |
本技術報告は査読を経ていない技術報告であり,推敲を加えられていずれかの場に発表されることがあります. |
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SP2017-46 WIT2017-42 |