| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2017-12-28 14:10 固体高分子型燃料電池カソード触媒としてのFe/N/C型酸素還元触媒前駆体に対する亜鉛塩の添加による影響 ○小野遼真・城石英伸（東京高専）・齋藤守弘（東京農工大）・吉田 司（山形大）・宮澤薫一・田中優実（東京理科大）  OME2017-51 エレソ技報アーカイブへのリンク：OME2017-51 |
|
| 抄録 | （和） | 白金代替に向けて非白金系酸素還元触媒の更なる活性向上が求められている。本研究では1,10-フェナントロリン(phen)，ケッチェンブラック，酢酸鉄(II)を用いて調製したFe/N/C型酸素還元触媒前駆体に対する亜鉛塩添加の効果が，電気化学測定，熱重量測定，XPS測定によって検討された．前述した前駆体への酢酸亜鉛の添加によって酸素還元電流の立ち上がり電位(100 μA mg-1)は無添加の触媒では0.882 V vs. RHEと無添加のものに対して39 mVの過電圧の減少が認められた．また，亜鉛塩を添加することによって，phenの減少率が約50%に抑えられることが明らかとなり，亜鉛とphenが錯体を形成することで熱的安定性が向上することが示唆された．また，亜鉛塩を前駆体に添加することによって担体表面のgraphiticおよびpyridinic型窒素が増加し，酸素還元活性点として機能することが示唆された． |
| （英） | The further improvement of oxygen reduction activity for non-platinum oxygen reduction catalysts is required for the substitution of platinum. In this study, the precursors of Fe/N/C type oxygen reduction catalysts were prepared using a zinc salt as well as 1,10-phenanthroline (phen), Ketjenblack(KB), and iron(II) acetate. The effects of Zn salt addition to the precursors on oxygen reduction activity was investigated by the electrochemical measurements, thermogravimetry, and X-ray photoelectron spectroscopy. Onset potential, which was defined by 100 μA mg-1 of oxygen reduction current, was 0.882 V vs. RHE for the catalyst made from zinc acetate as well as phen, KB, and iron(II) acetate, whose overvoltage decreased by 39 mV compared to those without zinc acetate. The decrease in phen was suppressed to about 50% in the presence of zinc acetate in the precursor, suggesting that the thermal stability was improved by the formation of a complex between zinc ion and phen. It was suggested that the addition of the zinc salt to the precursors causes the increase in the graphitic and pyridinic type nitrogen species functioning as active oxygen reduction sites. | |
| キーワード | （和） | 固体高分子形燃料電池 / 酸素還元 / 非白金系 / Fe/N/C / / / / |
| （英） | PEFC / ORR / non-plutinum / Fe/N/C / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 376, OME2017-51, pp. 11-14, 2017年12月. | |
| 資料番号 | OME2017-51 | |
| 発行日 | 2017-12-21 (OME) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | OME2017-51 エレソ技報アーカイブへのリンク：OME2017-51 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | OME |
| 開催期間 | 2017-12-28 - 2017-12-28 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | 電池，電気化学，表面修飾，触媒，界面その場測定，キャパシタ |
| テーマ（英） | battery, electrochemistry, surface modification, catalyst, in situ obsrvation, capacitor |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | OME |
| 会議コード | 2017-12-OME |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 固体高分子型燃料電池カソード触媒としてのFe/N/C型酸素還元触媒前駆体に対する亜鉛塩の添加による影響 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Effects of Zinc Salt Addition to the Precursor of Fe/N/C Oxygen Reduction Catalysts for Cathode in Polymer Electrolyte Fuel Cells |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 固体高分子形燃料電池 / PEFC |
| キーワード(2)（和/英） | 酸素還元 / ORR |
| キーワード(3)（和/英） | 非白金系 / non-plutinum |
| キーワード(4)（和/英） | Fe/N/C / Fe/N/C |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小野 遼真 / Ryoma Ono / オノ リョウマ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京工業高等専門学校 (略称： 東京高専) National Instinct of Technology, Tokyo college (略称： National Inst. of Tech., Tokyo Col.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 城石 英伸 / Hidenobu Shiroishi / シロイシ ヒデノブ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京工業高等専門学校 (略称： 東京高専) National Instinct of Technology, Tokyo college (略称： National Inst. of Tech., Tokyo Col.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 齋藤 守弘 / Morihiro Saito / サイトウ モリヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京農工大学 (略称： 東京農工大) Tokyo University of Agriculture and Technology (略称： Tokyo Univ. of Agri. & Tech.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 吉田 司 / Tsukasa Yoshida / ヨシダ ツカサ |
| 第4著者 所属（和/英） | 山形大学 (略称： 山形大) Yamagata University (略称： Yamagata Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宮澤 薫一 / Kun'ichi Miyazawa / ミヤザワ クンイチ |
| 第5著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Sci.) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田中 優実 / Yumi Tanaka / タナカ ユミ |
| 第6著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Sci.) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2017-12-28 14:10:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | OME |
| 資料番号 | OME2017-51 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.376 |
| ページ範囲 | pp.11-14 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2017-12-21 (OME) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]