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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2018-03-14 13:35 サッケード発生パターンに基づくなぞり運動中の手と眼球の協調制御の解析 ○中村晋之介（豊橋技科大）・宍戸恵美子（名大/自然科学研究機構）・福村直博（豊橋技科大）  NC2017-93 |
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| 抄録 | （和） | ヒトが線などを正確に描くには視覚情報が重要であるが，腕運動に反映されるには遅れがあるため，事前計画によるフィードフォワード制御と腕の位置を予測する最適フィードバック制御を，使い分けて制御していると考えられる．本研究ではなぞり運動において手本軌道の曲率の高い部分を描き終わった直後にSaccadeの発生頻度が高くなることが制御戦略の違いを反映しているという仮説を検証するため，時間統制などが異なる様々な条件でなぞり運動の計測実験を行った．実験の結果，制御戦略が変化しやすいであろう，描画時間が長い時間統制でSaccade頻度が変化する傾向が多く見られ，仮説を支持した．また，なぞり誤差が小さい被験者にこの変化が出やすい傾向が見られたため，このような眼球運動パターンはなぞり運動の精度向上に寄与している可能性が示唆された． |
| （英） | Gaze information is important when human draws lines accurately. On the other hand, in order to compensate feedback delay of visual information, it is considered that optimal feedback control and feedforward control are concurrently used for the arm control. In this study, we hypothesized that the tendency of the probability of saccade generation becomes high after the pen has passed over the high curvature position of the desired path reflects the fact that the strategy changes from feedforward control to feedback control. To investigate this hypothesis, we conducted a measurement experiment of tracing trajectory under various conditions such as the duration of tracing movement. As a result, it turned out that the tendency of saccade generation frequency becomes stronger when the time for drawing duration time is longer, and it supported the hypothesis. This tendency was seen more frequently in subjects with a smaller tracing error. It is suggested that such eye movement pattern may contribute to improvement of the accuracy of the tracing movement. | |
| キーワード | （和） | 目と手の協調制御 / なぞり運動 / 視線計測 / サッケード / / / / |
| （英） | Eye-hand coordination / Tracing / Eye movement measurement / Saccade / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 117, no. 508, NC2017-93, pp. 151-156, 2018年3月. | |
| 資料番号 | NC2017-93 | |
| 発行日 | 2018-03-06 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2017-93 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MBE NC |
| 開催期間 | 2018-03-13 - 2018-03-14 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | ME，一般 |
| テーマ（英） | ME, general |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2018-03-MBE-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | サッケード発生パターンに基づくなぞり運動中の手と眼球の協調制御の解析 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Analysis of eye-hand coordination in tracing tasks based on saccade pattern. |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 目と手の協調制御 / Eye-hand coordination |
| キーワード(2)（和/英） | なぞり運動 / Tracing |
| キーワード(3)（和/英） | 視線計測 / Eye movement measurement |
| キーワード(4)（和/英） | サッケード / Saccade |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中村 晋之介 / Shinnosuke Nakamura / ナカムラ シンノスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 (略称： 豊橋技科大) Toyohashi University of Technology (略称： Toyohashi Univ. of tech.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宍戸 恵美子 / Emiko Shishido / シシド エミコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 名古屋大学/自然科学研究機構生理学研究所 (略称： 名大/自然科学研究機構) Nagoya University/National Institute for Physiological Sciences (略称： Nagoya Univ./NIPS) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 福村 直博 / Naohiro Fukumura / フクムラ ナオヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 豊橋技術科学大学 (略称： 豊橋技科大) Toyohashi University of Technology (略称： Toyohashi Univ. of tech.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-03-14 13:35:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2017-93 |
| 巻番号（vol） | vol.117 |
| 号番号（no） | no.508 |
| ページ範囲 | pp.151-156 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2018-03-06 (NC) |
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