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講演抄録/キーワード
講演名 2018-04-23 13:35
5Gシステムでの端末間通信における移動環境でのシグナリング量削減に関する評価
趙 兵選北川幸一郎藤本 貴堅岡良知柚木克夫新保宏之KDDI総合研究所RCS2018-8
抄録 (和) 5Gでは,多数の小セルを用いることでシステム容量を拡大する検討が行われている.小セルの利用効率向上のために,小セルに直接接続できない端末を,端末間 (D2D) 通信を利用することで小セルに接続し,大容量通信を提供することが考えられる.しかし,D2D通信の確立には,端末間や基地局と端末の間で制御シグナリングが必要となり,混雑エリアにおいては制御情報量の増加により,システム性能に影響を与える可能性がある.このため,我々はシグナリングの対象となる端末を効率的に削減する手法を考案し,初期評価を行った結果をこれまでに報告した.本稿では,より一般的な条件下で本手法によるシグナリング低減効果を確認した結果を報告する.(1)小セル間の負荷条件,(2)端末移動条件,(3)端末の要求スループット条件の3つの組み合わせを複数想定し,シグナリング低減効果を評価する.シミュレーション結果より,上記3つの条件を変動させても,考案手法は安定的にシグナリング量を低減することを確認した。 
(英) The fifth Generation (5G) system utilizing millimeter wave (mmW) bands suffers from the problem of uncovered areas due to the high propagation loss and sensitivity to blockage. To provide Internet service for the users in the uncovered area, users in the coverage of the mmW Base Station (BS) can be used to provide interconnections with the help of Device-to-Device (D2D) communication. However, to establish the connection to the BS, serious signaling overhead for selecting the user suitable for D2D communication occurs, which degrades the system performance. Aiming at solving this problem, we proposed a scheme to decrease signaling messages and evaluated its performance using a single small cell in an immobile environment as initial in our previous work. However, to show applicability of the proposal in various environments, further evaluation is necessary. For that purpose, in this paper, we report the simulation result in a more general and reasonable scenario with the following 3 conditions: (1) multiple small cells, (2) mobile environment, and (3) different requested throughput levels. Simulation results show that the proposal is able to decrease signaling messages in this scenario.
キーワード (和) シグナリング量削減 / ミリ波帯 / 端末間通信 / 中継ユーザ選択 / / / /  
(英) Decreasing Signaling Messages / mmW Band / D2D / Relay User Selection / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 118, no. 12, RCS2018-8, pp. 43-48, 2018年4月.
資料番号 RCS2018-8 
発行日 2018-04-16 (RCS) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード RCS2018-8

研究会情報
研究会 RCS  
開催期間 2018-04-23 - 2018-04-24 
開催地(和) 湯田温泉 ホテルニュータナカ 
開催地(英) Hotel New Tanaka, Yuda Onsen 
テーマ(和) 鉄道,車車間・路車間通信,無線アクセス技術,一般 
テーマ(英) Radio Access Technologies, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 RCS 
会議コード 2018-04-RCS 
本文の言語 英語(日本語タイトルあり) 
タイトル(和) 5Gシステムでの端末間通信における移動環境でのシグナリング量削減に関する評価 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Evaluation of Decreasing Signaling Messages of D2D Communication in 5G Systems at Moving Environments 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) シグナリング量削減 / Decreasing Signaling Messages  
キーワード(2)(和/英) ミリ波帯 / mmW Band  
キーワード(3)(和/英) 端末間通信 / D2D  
キーワード(4)(和/英) 中継ユーザ選択 / Relay User Selection  
キーワード(5)(和/英) /  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 趙 兵選 / Bingxuan Zhao / チョウ ヘイセン
第1著者 所属(和/英) 株式会社KDDI総合研究所 (略称: KDDI総合研究所)
KDDI Research (略称: KDDI Research)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 北川 幸一郎 / Koichiro Kitagawa / キタガワ コウイチロ
第2著者 所属(和/英) 株式会社KDDI総合研究所 (略称: KDDI総合研究所)
KDDI Research (略称: KDDI Research)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 藤本 貴 / Takashi Fujimoto / フジモト タカシ
第3著者 所属(和/英) 株式会社KDDI総合研究所 (略称: KDDI総合研究所)
KDDI Research (略称: KDDI Research)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 堅岡 良知 / Ryochi Kataoka / カタオカ リョウチ
第4著者 所属(和/英) 株式会社KDDI総合研究所 (略称: KDDI総合研究所)
KDDI Research (略称: KDDI Research)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 柚木 克夫 / Katsuo Yunoki / ユノキ カツオ
第5著者 所属(和/英) 株式会社KDDI総合研究所 (略称: KDDI総合研究所)
KDDI Research (略称: KDDI Research)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 新保 宏之 / Hiroyuki Shinbo / シンボ ヒロユキ
第6著者 所属(和/英) 株式会社KDDI総合研究所 (略称: KDDI総合研究所)
KDDI Research (略称: KDDI Research)
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講演者 第1著者 
発表日時 2018-04-23 13:35:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 RCS 
資料番号 RCS2018-8 
巻番号(vol) vol.118 
号番号(no) no.12 
ページ範囲 pp.43-48 
ページ数
発行日 2018-04-16 (RCS) 


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