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講演抄録/キーワード
講演名 2018-04-24 10:20
市街地環境での中継アシスト車車間通信における情報配信遅延の低減効果
レ ティエン チエン・○山尾 泰電通大RCS2018-17
抄録 (和) 安全運転支援および協調型自動走行システムの実現には高信頼かつ低遅延な車車間通信が必要である.現行の車車間通信では各車両が送信間隔100msで走行情報を定期的にブロードキャストするが,パケット損失が生じると100msを単位とする配信遅延が発生する.このためパケット伝送成功率が低いと平均配信遅延が大きくなる.一方,車車間通信の品質を向上するために,路側中継器を用いて車車間通信パケットを転送中継する中継アシスト車車間通信が提案され,伝送成功率が大幅に改善されることが示されている.本稿では,中継アシスト車車間通信の導入による情報配信遅延の低減効果を解析した後,1100台以上の車両が存在する複数交差点市街地環境における効果を大規模シミュレーションによって確認する.中継アシスト車車間通信の平均配信遅延は評価エリアの全てにおいて20ms以下となり,中継無しの場合に比べて1/4以下に低減できることを解析結果より明らかにした. 
(英) V2V broadcast communication is not only promising for safety driving assistance but also enhancing automated driving ability by sharing information of vehicle moving behavior with other vehicles. However, an important issue is how to reduce information delivery delay and achieve highly reliable communication that is essential for automated vehicle control by machine. Although repeated transmission method can enhance reliability of broadcast transmission, information delivery delay significantly increases as packet delivery rate (PDR) decreases. In order to improve the PDR of V2V communications, relay-assisted V2V schemes have been proposed. In this paper, information delivery delay of the relay-assisted scheme is analyzed. Then performance with roadside relay stations considering urban environment with multiple intersections and more than 1100 vehicles is evaluated through large-scale network simulation. The obtained results show that the average delivery delay is remarkably reduced by the relay-assist scheme to less than 20 ms, which is less than a quarter of the direct V2V communication.
キーワード (和) ITS / 車車間通信 / 802.11p / 中継アシスト / 遅延 / 市街地環境 / /  
(英) ITS / V2V / 802.11p / relay-assist / delivery delay / intersections / /  
文献情報 信学技報, vol. 118, no. 12, RCS2018-17, pp. 85-90, 2018年4月.
資料番号 RCS2018-17 
発行日 2018-04-16 (RCS) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード RCS2018-17

研究会情報
研究会 RCS  
開催期間 2018-04-23 - 2018-04-24 
開催地(和) 湯田温泉 ホテルニュータナカ 
開催地(英) Hotel New Tanaka, Yuda Onsen 
テーマ(和) 鉄道,車車間・路車間通信,無線アクセス技術,一般 
テーマ(英) Radio Access Technologies, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 RCS 
会議コード 2018-04-RCS 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 市街地環境での中継アシスト車車間通信における情報配信遅延の低減効果 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Information Delivery Delay Reduction by Relay-Assisted Inter-Vehicle Broadcast Communications in Urban Environment 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) ITS / ITS  
キーワード(2)(和/英) 車車間通信 / V2V  
キーワード(3)(和/英) 802.11p / 802.11p  
キーワード(4)(和/英) 中継アシスト / relay-assist  
キーワード(5)(和/英) 遅延 / delivery delay  
キーワード(6)(和/英) 市街地環境 / intersections  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) レ ティエン チエン / Le Tien Trien / レ ティエン チエン
第1著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
The University of Electro-Communications (略称: UEC)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 山尾 泰 / Yasushi Yamao / ヤマオ ヤスシ
第2著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
The University of Electro-Communications (略称: UEC)
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講演者 第2著者 
発表日時 2018-04-24 10:20:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 RCS 
資料番号 RCS2018-17 
巻番号(vol) vol.118 
号番号(no) no.12 
ページ範囲 pp.85-90 
ページ数
発行日 2018-04-16 (RCS) 


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