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講演抄録/キーワード
講演名 2018-05-19 15:40
家庭における節電行動のパネルデータ回帰モデル分析 ~ スマートグリッド・エコノミクスと包括的富との関係性 ~
小倉博行三菱電機)・馬奈木俊介九大)・石野正彦文教大SWIM2018-5
抄録 (和) 脱炭素化・デジタルエコノミー社会の実現に向けて,今後その役割が拡大すると想定されているデマンドレスポンス(DR)の家庭への導入を考える際に,家庭における節電行動について把握しておくことは重要であるが,その検討は不十分な状況である.そこで本稿では,まず観測できない異質性(世帯固定効果及び時間固定効果)を,確率変数として扱うランダム効果モデル,もしくは各世帯にダミー変数を割り当てる固定効果モデルの構築を行った.次にこの回帰モデルを用いて,群馬県中之条電力「一般家庭の節電行動調査(DR実証実験)」における各家庭の電力使用量(30分値)のパネルデータ分析を行い,DRと気温を説明変数とする電力使用量とDR効果の回帰分析モデルが統計的に有意であることを検定した.さらに,本稿で構築したパネルデータ回帰分析モデル,2016年4月からの低圧電力自由化に伴うスマートグリッド・エコノミクス,及び包括的富との関係性について考察した. 
(英) In order to realize Decarbonization and Digital Economy Society, it is necessary to introduce demand response (DR) into the home, and it is important to grasp the energy saving behavior at home. However, the study is inadequate. In this paper, we first constructed a random effect model that treats unobserved heterogeneity(i.e.,household fixed effects or time fixed effects) as a random variable, or a fixed effect model that assigns dummy variables to each household. Next, we used this regression model to analyze the panel data of each household electricity usage (30 minutes value) in Nakanojo electric power 'General household electricity saving behavior survey (DR demonstration experiment)' in Gunma prefecture prefecture. Then we tested that the regression analysis model of power usage ond DR effect with DR and temperature as an explanatory variable is statistically significant. Furthermore, we considered the relationship with the panel data regression analysis model constructed in this paper, Smart Grid Economics and Inclusive Wealth, accompanying the low voltage electricity deregulation after April 2016.
キーワード (和) 共有型経済 / 持続可能な開発 / 脱炭素化 / 電力自由化 / デマンドレスポンス / 分散電源 / パネルデータ回帰分析 / 実証に基づく政策  
(英) sharing economy / sustainable development / decarbonization / electricity deregulation / demand response / decentralized energy system / panel data regression analysis / Evidence Based Policy Making  
文献情報 信学技報, vol. 118, no. 47, SWIM2018-5, pp. 21-26, 2018年5月.
資料番号 SWIM2018-5 
発行日 2018-05-12 (SWIM) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード SWIM2018-5

研究会情報
研究会 SWIM  
開催期間 2018-05-19 - 2018-05-19 
開催地(和) 機械振興会館 
開催地(英) Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. 
テーマ(和) デジタルエコノミーとインタープライズ 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 SWIM 
会議コード 2018-05-SWIM 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 家庭における節電行動のパネルデータ回帰モデル分析 
サブタイトル(和) スマートグリッド・エコノミクスと包括的富との関係性 
タイトル(英) Panel data regression model analysis on energy saving behaviors at home 
サブタイトル(英) Relationship between Smart Grid Economics and Inclusive Wealth 
キーワード(1)(和/英) 共有型経済 / sharing economy  
キーワード(2)(和/英) 持続可能な開発 / sustainable development  
キーワード(3)(和/英) 脱炭素化 / decarbonization  
キーワード(4)(和/英) 電力自由化 / electricity deregulation  
キーワード(5)(和/英) デマンドレスポンス / demand response  
キーワード(6)(和/英) 分散電源 / decentralized energy system  
キーワード(7)(和/英) パネルデータ回帰分析 / panel data regression analysis  
キーワード(8)(和/英) 実証に基づく政策 / Evidence Based Policy Making  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 小倉 博行 / Hiroyuki Ogura / オグラ ヒロユキ
第1著者 所属(和/英) 三菱電機株式会社 (略称: 三菱電機)
Mitsubishi Electric Corporation (略称: Mitsubishi Electric Corp)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 馬奈木 俊介 / Shunsuke Managi / マナギ シュンスケ
第2著者 所属(和/英) 九州大学 (略称: 九大)
Kyushu University (略称: Kyushu Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 石野 正彦 / Masahiko Ishino / イシノ マサヒコ
第3著者 所属(和/英) 文教大学 (略称: 文教大)
Bunkyo University (略称: Bunkyo Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2018-05-19 15:40:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 SWIM 
資料番号 SWIM2018-5 
巻番号(vol) vol.118 
号番号(no) no.47 
ページ範囲 pp.21-26 
ページ数
発行日 2018-05-12 (SWIM) 


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