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| 講演名 | 2018-05-25 14:25 多段階チェック方策をもつシステムの信頼性的考察 ○今泉充啓（愛知学泉大）・木村充位（岐阜市女子短大）  R2018-2 |
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| 抄録 | （和） | 近年，ネットワークサーバにおける不正アクセスなどの情報セキュリティに関する問題は，喫緊の課題として，極めて重要になってきている．不正アクセスを監視，検出するための方法としては，IDS (Intrusion Detection System：侵入検知システム) の利用が注目されている．IDS は監視対象のネットワーク上を流れるパケットを分析することにより，不正アクセスを検出する機能をもつ．ここでは，不正アクセスに対して多段階でチェックを行うサーバシステムについて確率モデルを設定し，システムの信頼性に関して種々の考察を行う．すなわち，サーバは IDS の機能をもつものとし，不正アクセスは簡易チェックと詳細チェックからなる多段階チェックにより検出されるとする．このモデルでは，不正アクセスの検出に関して，第 1 種および第 2 種の誤りを考慮する．ここでは，マルコフ再生過程の理論を不正アクセスを伴うシステムに適用し，サーバシステムが動作障害に至るまでの平均時間および不正アクセスのチェック回数を導出する．さらに，期待費用を求め，それを最小にする最適なチェック間隔について議論し， 最後に数値例による考察と評価を行う． |
| （英） | This paper formulates a stochastic model for a system with illegal access. The server has the function of IDS, and illegal access is checked in multiple stages which consist of simple check and detailed check. In this model, we consider type I and type II errors. There are two cases that IDS judges the occurrence of illegal access erroneously. One is when illegal access does not occur, and the other is when illegal access occurs. We apply the theory of Markov renewal processes to a system with illegal access, and derive the mean time and the expected simple and detailed checking number until a server system becomes faulty. Further, an optimal policy which minimizes the expected cost is discussed. Finally, a numerical example is given. | |
| キーワード | （和） | 多段階方策 / 不正アクセス / マルコフ再生過程 / 最適方策 / / / / |
| （英） | Multiple-stage policy / Illegal access / Markov renewal process / Optimal policy / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 118, no. 64, R2018-2, pp. 7-12, 2018年5月. | |
| 資料番号 | R2018-2 | |
| 発行日 | 2018-05-18 (R) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | R2018-2 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | R |
| 開催期間 | 2018-05-25 - 2018-05-25 |
| 開催地（和） | 愛知工業大学 本山キャンパス |
| 開催地（英） | Aichi Institute of Technology, Motoyama Campus |
| テーマ（和） | ソフトウェアの信頼性, 信頼性一般 |
| テーマ（英） | Software Reliability, Overall reliability engineering |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | R |
| 会議コード | 2018-05-R |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 多段階チェック方策をもつシステムの信頼性的考察 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Reliability consideration of a system with multiple-stage check policy |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 多段階方策 / Multiple-stage policy |
| キーワード(2)（和/英） | 不正アクセス / Illegal access |
| キーワード(3)（和/英） | マルコフ再生過程 / Markov renewal process |
| キーワード(4)（和/英） | 最適方策 / Optimal policy |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 今泉 充啓 / Mitsuhiro Imaizumi / イマイズミ ミツヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） | 愛知学泉大学 (略称： 愛知学泉大) Aichi Gakusen University (略称： Aichi Gakusen Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 木村 充位 / Mitsutaka Kimura / |
| 第2著者 所属（和/英） | 岐阜市立女子短期大学 (略称： 岐阜市女子短大) Gifu City Women's College (略称： Gifu City Women's col.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-05-25 14:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | R |
| 資料番号 | R2018-2 |
| 巻番号（vol） | vol.118 |
| 号番号（no） | no.64 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2018-05-18 (R) |
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