講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-07-30 18:30
セキュア分散データ転送を用いるWSNにおける複数ゲートウェイの配置手法とその評価 ○藤田和希・谷 隆磨・河野英太郎・角田良明(広島市大) DC2018-18 |
抄録 |
(和) |
無線センサネットワーク(以降,WSN)では,センサノード間の通信に無線マルチホップ通信を用いるため盗聴などの影響を受ける可能性がある.
また,単一シンクを用いる従来のWSN の利用モデルでは,シンクノード
が単一障害点となり,非常時に必要な情報が収集できなくなる.
これらの問題に対し,複数ゲートウェイを持つWSNにおける秘密分散法を用いたセキュア分散データ転送(以降,セキュア分散データ転送)が提案されている.
その際,ゲートウェイの候補となるノード(以降,ゲートウェイ候補)は,WSN のセンサノードが配置されたフィールドの外枠付近に配置される.
これにより,構築される経路同士の距離を離し,ノード素な経路の構築は容易になるが,送信元ノードとゲートウェイ間の平均ホップ数が長くなる.
本稿では,送信元ノードとゲートウェイ間の距離が短くなるようゲートウェイ候補を配置する手法を提案し,シミュレーション実験により性能を評価した.
その結果,提案法は従来のゲートウェイ候補の配置と同程度の経路構築率を保ちながら,データ到達率と制御パケット量を改善できることがわかった. |
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キーワード |
(和) |
無線センサネットワーク / セキュア分散データ転送 / 複数ゲートウェイ / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 166, DC2018-18, pp. 27-32, 2018年7月. |
資料番号 |
DC2018-18 |
発行日 |
2018-07-23 (DC) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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