講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-09-17 16:25
FPGAによる宇宙輻射輸送シミュレーションの演算加速 ○横野智也・藤田典久・山口佳樹・大畠佑真・小林諒平・朴 泰祐・吉川耕司・安部牧人・梅村雅之(筑波大) RECONF2018-25 |
抄録 |
(和) |
我々はこれまで,アクセラレータ間を密結合し低レイテンシで通信を行うTCA(Tightly Coupled Accel-
erators) と呼ばれるアーキテクチャを提案し,FPGA(Field Programmable Gate Array) を用いたTCA 実装として
PEACH2(PCI Ecpress Adaptive Communication Hub Ver.2) の開発を行ってきた.これらの研究を基に現在,TCA
の概念をより進めたアーキテクチャとしてAiS(Accelerators in Switch) というコンセプトの研究を進めている.AiS
は通信機構の中にアプリケーションに特化した演算機構を組み込み,FPGA 内での演算機構と通信機構のより強い連
携を実現する次世代の並列演算加速機構である.本稿では,AiS の実現に向けた評価として,宇宙輻射輸送シミュレー
ションであるARGOT (Accelerated Radiative transfer on Grids using Oct-Tree) の中で用いられるART (Authentic
Radiation Transfer) 法を異なるFPGA(Xilinx/Intel) に実装し,その評価を行う.これは当該シミュレーションが
GPU のような加速機構により高速化される部分とそうでない部分をほぼ等しく含んでいるため,GPU とは異なる
アーキテクチャとの協調計算が求められるためである.ART 法をFPGA に実装した際,CPU と比較し両デバイス
ともに高速化を実現した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
FPGA / 高性能計算 / 宇宙輻射輸送シミュレーション / ARGOT / ART / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 215, RECONF2018-25, pp. 35-40, 2018年9月. |
資料番号 |
RECONF2018-25 |
発行日 |
2018-09-10 (RECONF) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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RECONF2018-25 |