講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-11-22 10:20
ハイブリッド型光ポンピング原子磁気センサにおける原子密度に応じた出力信号特性の検討 ○伊藤 笙・伊藤陽介・小林哲生(京大) MBE2018-38 |
抄録 |
(和) |
光ポンピング原子磁気センサ(OPAM)は、極低温のヘリウムによる冷却を必要とせず、理論的に10 aT/Hz^{1/2}の高い感度を有するため、超伝導量子干渉素子(SQUID)に代わる超高感度磁気センサとして注目されている。センサの感度をさらに高めるためには、ガラスセル内のアルカリ金属の電子スピンの空間均一性が求められる。そこで注目されているのが、アルカリ金属原子を2種類封入するハイブリッド型のOPAMである。本研究ではアルカリ金属原子密度によってセンサの出力信号強度が変化するため、2種類のアルカリ金属原子の密度が異なるセンサセルを作製し、出力信号特性の計測を行った。計測結果と数値計算結果を比較・検討し、アルカリ金属原子の密度と密度比を適切に設定することによりOPAMの高感度化が実現可能であることを示した。 |
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キーワード |
(和) |
光ポンピング原子磁気センサ / ハイブリッドセル / アルカリ金属原子密度 / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 321, MBE2018-38, pp. 9-14, 2018年11月. |
資料番号 |
MBE2018-38 |
発行日 |
2018-11-15 (MBE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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