| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2018-12-17 14:05 塗膜下水酸化鉄系腐食生成物に対するテラヘルツ分光分析 ○長谷川 涼・田邉匡生・小山 裕（東北大）  ED2018-55 エレソ技報アーカイブへのリンク：ED2018-55 |
|
| 抄録 | （和） | テラヘルツ波は約0.1-10THzの領域に存在する電波と光波の中間の電磁波である。テラヘルツ波は光波の持つ金属に対する高い反射性と電波の持つ非金属や非極性物質に対する高い透過性の両方の性質を併せ持つため、金属表面状態に応じて敏感に反応する反射波を得ることが可能であり、かつ多くの絶縁物を透過することが可能である。我々研究グループでは、テラヘルツ波の塗膜下腐食生成物に対する非破壊検査応用を目標とし、そこに存在し得る鉄系腐食生成物についてテラヘルツ吸収データベースの構築を行ってきた。本実験では水酸化鉄系腐食生成物であるオキシ水酸化第二鉄に対してテラヘルツ分光分析を行い、吸収の有無を検討した。Nd：YAGレーザーから発生する周波数1064nmのパルス波によってCr：Forsteriteレーザーを励起させ二つの異なる周波数のパルス波を発生させた。二つの近赤外光を非線形光学結晶であるGaP結晶に位相整合角を満たすように照射することでテラヘルツ波を発生させた。透過測定によって3.06THzに吸収ピークが得られ、塗膜下腐食生成物に対する非破壊検査応用の可能性が開かれる。 |
| （英） | Terahertz wave is an electromagnetic wave in the middle of a radio wave and a light wave existing in the region of about 0.1 - 10 THz. Since the terahertz wave has both high reflectivity to the metal as the light wave and high permeability to nonmetal and nonpolar matter as radio waves, it is possible to obtain a reflected wave that reacts sensitively according to the metal surface condition. Also, it is possible to transmit through many insulators. In our research group, we have aimed at non-destructive inspection applications for corrosion products and have been constructing a terahertz absorption database for ferrous corrosion products that can exist there. In this experiment, terahertz spectroscopic analysis was performed on ferric oxyhydroxide, which is an iron hydroxide corrosion product, and the presence or absence of absorption was examined. The pulse wave with 1064 nm frequency generated from the Nd: YAG laser excited the Cr: Forsterite laser to generate pulse waves of two different frequencies. Terahertz waves were generated by irradiating two near infrared lights to a GaP crystal which is a nonlinear optical crystal so as to satisfy a phase matching angle. An absorption peak is obtained at 3.06 THz by permeation measurement and opens up possibility of non-destructive inspection application to subcorneal corrosion products. | |
| キーワード | （和） | テラヘルツ / 非破壊検査 / 腐食 / / / / / |
| （英） | / / / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 118, no. 368, ED2018-55, pp. 9-10, 2018年12月. | |
| 資料番号 | ED2018-55 | |
| 発行日 | 2018-12-10 (ED) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | ED2018-55 エレソ技報アーカイブへのリンク：ED2018-55 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | ED THz |
| 開催期間 | 2018-12-17 - 2018-12-18 |
| 開催地（和） | 東北大・通研 |
| 開催地（英） | RIEC, Tohoku Univ. |
| テーマ（和） | ミリ波・テラヘルツ波デバイス・システム |
| テーマ（英） | Millimeter-wave, terahertz-wave devices and systems |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | ED |
| 会議コード | 2018-12-ED-THz |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 塗膜下水酸化鉄系腐食生成物に対するテラヘルツ分光分析 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Terahertz spectroscopic analysis of iron hydroxide-based corrosion products on coated steel sheet surface |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | テラヘルツ / |
| キーワード(2)（和/英） | 非破壊検査 / |
| キーワード(3)（和/英） | 腐食 / |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 長谷川 涼 / Hasegawa Ryo / ハセガワ リョウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学大学院 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田邉 匡生 / Tadao Tanabe / タナベ タダオ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学大学院 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小山 裕 / Yutaka Oyama / オヤマ ユタカ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東北大学大学院 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第4著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2018-12-17 14:05:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | ED |
| 資料番号 | ED2018-55 |
| 巻番号（vol） | vol.118 |
| 号番号（no） | no.368 |
| ページ範囲 | pp.9-10 |
| ページ数 | 2 |
| 発行日 | 2018-12-10 (ED) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]