講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-12-20 09:30
無線センサーネットワークの端末・中継機における送信タイミング自律調停プロトコルの検討 ○増田聖乃・アサノ デービッド・不破 泰(信州大)・小松 満(岡山大)・二川雅登(静岡大) RCS2018-216 |
抄録 |
(和) |
地域の安心安全を守るシステムの1つとして,LoRa通信を利用した山岳登山者見守りシステムを開発している.
LoRa通信は,長距離通信が可能であるため,1台の中継機に多くの端末が
入ることとなり,衝突の多い不安定なネットワークとなる.
以前報告した送信が成功したタイミングを記録し,成功したタイミングで次回以降送信するようなプロトコルでは,パケット損失率を減少させることができたが,無駄な隙間時間があると分かっている.
スロット化を導入することによって,この無駄な隙間時間を減らし,より一層パケット損失率を減少することができるプロトコルの提案した.
提案プロトコルを導入することで,パケット損失率を大幅に減少させることができた. |
(英) |
At present, we are developing hiker monitoring system using LoRa as one type of system to protect regional security and safely.
With LoRa long distance communication is possible.
As a result, one transponder can sense the carrier of many Terminals, so packet collisions occer frequently resulting in an unstable network.
The previous protocol recorded the timing of successful transmissions and used these times for subsequent packet transmissions.
This results in a reduction in the packet loss rate, but also in unused transmisson time.
Therefore, we propose introducing slots to reduce this unused time and the packet loss rate.
As a result, the proposed protocol is able to greatly reduce the packet loss rate. |
キーワード |
(和) |
無線センサーネットワーク / プロトコル / パケット損失率 / / / / / |
(英) |
wireless sensor networks / communication protocols / packet loss rate / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 372, RCS2018-216, pp. 1-6, 2018年12月. |
資料番号 |
RCS2018-216 |
発行日 |
2018-12-13 (RCS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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