| 講演抄録/キーワード |
| 講演名 |
2019-03-02 11:30
自己適応システムの動的検証法の高速化に関する研究 ○妙見侑祐・中川博之・土屋達弘(阪大) KBSE2018-66 |
| 抄録 |
(和) |
ソフトウェアシステムの実行環境は刻一刻と変化するものとなっており,不確かなものとなっている.その不確かな環境でソフトウェアシステムの振る舞いを人手によって変更することが,ソフトウェアシステム自身の複雑さも増していることも相まって,困難になってきている.そこで,ソフトウェアシステム自身に環境に適応した正しい振る舞いを行わせる自己適応システムの需要が高まりつつある.自己適応システムはその性質上,振る舞いを変更した後にその振る舞いが正しいものかどうかを検証する必要がある.検証方法については様々な先行研究がなされており,その1つに,システム設計時に不明なパラメータを変数化した検証式を予め生成しておき,システム実行時に観測されたパラメータを検証式に代入し,実行時の動的検証時間を削減するFilieriらの手法がある.しかしこの手法は大きな振る舞い変更があったときは,予め生成した検証式を使うことが出来ず,システム実行時に検証式を再生成する必要があり,時間がかかるという問題がある.それを補うために,既存のキャッシュを利用した研究では設計時の検証過程で生成される中間生成式を保存し,実行時の計算で再利用することで,実行時の動的検証時間を削減している.本研究では,既存のキャッシュを利用した手法に対して,設計時に不明なパラメータだけでなく,大きな振る舞い変更時に変わりうる値を全て変数化したモデルを新たに作成し,動的検証時間の更なる削減を図る.また,モデルの改善に伴い,キャッシュのデータ構造にも工夫を行うことで検証時間の更なる短縮を試みた.本研究における提案手法に対して実験的評価を行ったところ,キャッシュサイズが増加するものの,実行時の計算時間を削減し,動的検証を高速化できることが確認できた. |
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| キーワード |
(和) |
自己適応システム / 確率的モデル検査 / 離散時間マルコフ連鎖モデル / キャッシュ / 高速化 / / / |
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| 文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 463, KBSE2018-66, pp. 75-80, 2019年3月. |
| 資料番号 |
KBSE2018-66 |
| 発行日 |
2019-02-22 (KBSE) |
| ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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