講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-03-08 14:25
標的型メールにおける誘導手口の考察 ○西川弘毅(三菱電機/静岡大)・山本 匠(三菱電機)・上原航汰(静岡大)・河内清人(三菱電機)・西垣正勝(静岡大) ICSS2018-91 |
抄録 |
(和) |
本研究では,SNS情報から個人の性格を推定する性格検査AIと性格と心理操作テクニック(チャルディーニの法則)との間の相関に関する既存研究の成果をもとに,「OSINTツールを利用して標的者のSNS情報を取得し,性格検査AIや心理操作テクニックを悪用することによって,心理操作効力の高い標的型メールを標的者ごとに作成することが可能である」という仮説を立てた.この仮説が成立するかどうかを確認するために,100人規模のユーザ実験を実施したところ,チャルディーニの法則の組み込みは心理操作効力の高い標的型メールの作成に寄与するが,性格とチャルディーニの法則との間には関係性を確認することはできず,既存研究を基に立てた仮説とは異なる結果が得られた. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
標的型メール / 誘導手口 / OSINT / ビッグファイブ / チャルディーニの法則 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 486, ICSS2018-91, pp. 191-196, 2019年3月. |
資料番号 |
ICSS2018-91 |
発行日 |
2019-02-28 (ICSS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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