講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-09-14 09:55
海水温パターンを用いた漁場推定 ○志村拓実・薗頭元春・笠原秀一・飯山将晃(京大) AI2019-27 |
抄録 |
(和) |
漁場決定は,漁業者にとって重要な意思決定問題である.漁業者は普段,海水温の他に渦や潮目といったパターン情報を用いるが,これはパターン認識の観点から,海水温パターンを入力とした漁獲量推定問題と見ることができる.しかし,漁獲量は海水温の他に,漁業者の能力やその年の魚の総数等の観測が困難な要因にも影響されるため,単純な回帰問題として扱うのは難しい.そこで本研究では,ガウス過程回帰を用いて推定の不確かさを考慮した漁獲量推定の手法を提案し,実際の漁獲データを用いて評価を行う.提案手法では,海水温パターンからの特徴抽出器としてMulti-task CNNを用い,海水温パターンを構成する特徴量に加えて,実際に漁獲された海水温パターンかそうでないかの2クラス分類と漁獲量の回帰を同時に学習させることで,漁業者の知見を含みより漁獲に関連する特徴量の抽出を図る.実験では,実際の漁獲データを用いた漁獲量推定により提案手法の評価を行う. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
ガウス過程回帰 / Multi-task CNN / 海水温パターン / 漁場推定 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 202, AI2019-27, pp. 45-49, 2019年9月. |
資料番号 |
AI2019-27 |
発行日 |
2019-09-06 (AI) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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