講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-10-12 10:25
局所血流を可視化するウェアラブル多点センサーのための生体信号のクラス分けを行うニューラルネットワーク ○須永雄貴・顧 剣・喜田晃一・廣瀬 明・富岡容子・関野正樹(東大) MBE2019-40 NC2019-31 |
抄録 |
(和) |
遊離組織移植は先天疾患・腫瘍・外傷などによって失われた部位に対して機能的・整容的再建を可能にする重要な技術であるが,術後血流不全を自動検出する手段はいまだ開発されておらず,頻回な診察による負担や,皮弁壊死のリスクが現場には強いられている.このような背景から,我々の研究チームは脈波,色さらに温度をモニタリングするウェアラブルデバイスを提案した.本研究では,これらの生体信号をもとに血流状態を区分するアルゴリズムを提案する.取得する各生体信号から血流状態を区分するのに有効な特徴量は知られていない.我々はニューラルネットワークを用いることで信号に含まれる様々な情報を組み合わせた特徴量を学習によって定量的に得ることを提案する.ニューラルネットワークの構造は,血流不全発生時の血液に含まれる物質の物理的なふるまいと測定される各物理量の関係を考慮した,この課題に最適なものである.臨床試験により得られたデータをもとにする検証によって,この手法は他の手法よりも高い性能を発揮することを示した |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
遊離組織移植 / ウェアラブルデバイス / 血流モニタリング / ニューラルネットワーク / 機械学習 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 225, NC2019-31, pp. 53-57, 2019年10月. |
資料番号 |
NC2019-31 |
発行日 |
2019-10-04 (MBE, NC) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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