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講演抄録/キーワード
講演名 2019-10-31 10:10
自己運動中の移動物体知覚特性の計測と計算論的考察
成田侑毅佐藤俊治電通大HIP2019-56
抄録 (和) 網膜像には自己運動に伴う動きと外界物体の動き情報が含まれる.したがって,網膜像から計算されるオプティカルフローは一般的に,外界中の移動物体(ターゲット)の運動方向と一致しない.Rushton らは視覚心理物理実験を通じた一連の研究の結果として,ヒトは自己運動フローとターゲットフローを分離していることを示す「フロー分離仮説」を提唱した (Rushton {it et al.} Current Biol., 2005).しかしこれらの研究では2Dディスプレイや3Dディスプレイを視覚刺激提示装置として用いており,自己運動推定に必要な周辺視の情報が欠落していた.

本研究では, Head-mounted display の一つである Oculus Go を視覚刺激提示装置として心理物理実験を行い,フロー分離仮説が成立するか否かを調査する.Oculus Go は視野角約$pm 50^{circ}$ のVirtual Reality 動画像を提示することができる.また,観察者にとって重要な奥行き手掛かりである運動視差を排除しない.実験結果の定量的評価を行ったところ,フロー分離仮説が成立する条件と成立しない条件が存在することが分かった. 
(英) Retinal motion or optical flow of an object (target) in the outer world is not generally identical to the motion of the object itself because the retinal motion is the sum of observer's self-motion and the target motion. Rushton {it et al.} (Current Biol., 2005) examined the properties of perceptual motion of targets by psychophysical experiments, and proposed the "flow-parsing hypothesis," which conjectured that human would decompose complex retinal motion into the optical flow by observer's self-motion and the target's motion. In those experiments, however, observable peripheral visual information was limited in a small angle of visual field,
and motion disparity by head movement of observers was eliminated.

In this study, we examine whether the flow-parsing hypothesis is applicable or not to various conditions of visual inputs by using Oculus Go (a stand-alone Head-mounted display) as a primary device for psychophysical experiments. Oculus Go provides virtual reality environment of $pm 50^{circ}$ visual angles approximately, and it does not eliminate motion disparity by observers' head rotation. We show that the flow-parsing hypothesis is partially acceptable in a limited visual condition, but it should be rejected in some conditions.
キーワード (和) 自己運動 / オプティカルフロー / 速度知覚 / Virtual-Reality / フロー分離仮説 / / /  
(英) self-motion / optical flow / motion-perception / Virtual-Reality / flow-parsing hypothesis / / /  
文献情報 信学技報, vol. 119, no. 254, HIP2019-56, pp. 41-45, 2019年10月.
資料番号 HIP2019-56 
発行日 2019-10-23 (HIP) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685    Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード HIP2019-56

研究会情報
研究会 HIP  
開催期間 2019-10-30 - 2019-10-31 
開催地(和) 京都テルサ 
開催地(英) Kyoto Terrsa 
テーマ(和) 眼球運動(調節,瞳孔を含む),空間知覚(奥行き知覚・運動知覚等),およびヒューマン情報処理一般 
テーマ(英) Eye Movement (including Accommodation and Pupil), Spatial Perception (Depth Perception, Motion Perception, etc.), etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 HIP 
会議コード 2019-10-HIP 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 自己運動中の移動物体知覚特性の計測と計算論的考察 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Experimental and computational study of visual perception for moving objects during self-motion. 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 自己運動 / self-motion  
キーワード(2)(和/英) オプティカルフロー / optical flow  
キーワード(3)(和/英) 速度知覚 / motion-perception  
キーワード(4)(和/英) Virtual-Reality / Virtual-Reality  
キーワード(5)(和/英) フロー分離仮説 / flow-parsing hypothesis  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 成田 侑毅 / Yuki Narita / ナリタ ユウキ
第1著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
university of electro-communications (略称: UEC)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 佐藤 俊治 / Shunji Satoh / サトウ シュンジ
第2著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
university of electro-communications (略称: UEC)
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講演者 第1著者 
発表日時 2019-10-31 10:10:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 HIP 
資料番号 HIP2019-56 
巻番号(vol) vol.119 
号番号(no) no.254 
ページ範囲 pp.41-45 
ページ数
発行日 2019-10-23 (HIP) 


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