講演抄録/キーワード |
講演名 |
2020-01-14 13:25
Javaプロジェクトの変更履歴に含まれる本質的でない変更についての調査 ○前島 葵・肥後芳樹・松本淳之介・楠本真二(阪大) MSS2019-42 SS2019-26 |
抄録 |
(和) |
ソースコードの変更には,プログラムの振る舞いを変える変更がある一方,振る舞いを変えない変更も存在する.本研究では,前者を本質的な変更とし,後者を本質的でない変更とする.本質的でない変更は,プログラムの振る舞いに影響を与えないため,本質的な変更が行われた時と同様の費用をテストにかける必要がない.本質的でない変更の割合を調査することで,無駄となっているテストの費用を推定できる.本研究では,Java プロジェクトを対象とし,バイトコードの変化の有無による本質的な変更と本質的でない変更の分類方法を提案する.コンパイルによって失われる情報だけを含む変更は本質的でないとみなし,ソースコードを変更した際にバイトコードが変わらない変更を本質的でない変更とする.調査の結果4 つのJava プロジェクトに含まれるJava ファイルの変更がなされたコミットのうち,8.9%∼22.3% のコミットは本質的でない変更のみで構成されていた. |
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(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
ソフトウェアリポジトリマイニング / ソフトウェア進化 / / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 362, SS2019-26, pp. 7-12, 2020年1月. |
資料番号 |
SS2019-26 |
発行日 |
2020-01-07 (MSS, SS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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