講演抄録/キーワード |
講演名 |
2020-03-05 13:50
[オンライン] 自動運転システムとのインタラクションとドライバ行動との関係 ○中嶋 豊(新潟大)・竹本雅憲(成蹊大) HCS2019-97 |
抄録 |
(和) |
運転自動化レベル2において,ドライバは運転操作(ペダルやステアの操作)を運転システムに任せることができる.一方,ドライバは安全についての責任を負うことから,周辺監視を継続しいつでも手動運転へ切り替えられる状態を求められる.周辺監視のみを継続することは,疲労や注意低下を引き起こすことから,運転操作への関与感を継続させることがドライバの負担を軽減させるものと考えた.本研究は,システムとの「会話」を運転の操作感を維持できる行動と仮定し,特に自発的な運転切り替えにおけるドライバの行動面,心理面への影響について検討した.ドライビングシミュレータに乗車したドライバに対して,システム側から音声により運転挙動についての判断を求めた(会話).会話の頻度を操作した結果,会話の頻度が高い方が,手動運転切り替え後の運転挙動が安定する可能性が示された.また,ドライバからは運転操作感についての言及が多くみられたことから,運転挙動に関する会話を継続することで運転操作感を維持できることが示唆された. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
自動運転 / 自動化レベル / ヒトーシステム間インタラクション / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 447, HCS2019-97, pp. 71-75, 2020年3月. |
資料番号 |
HCS2019-97 |
発行日 |
2020-02-26 (HCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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HCS2019-97 |