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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2020-03-05 11:40 車載無線LAN通信におけるダイナミックな干渉変動に対応するQoS制御 ○塩原拓海・村瀬 勉（名大）  IN2019-91 |
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| 抄録 | （和） | 本研究では、車載のIEEE802.11無線LAN通信において、ミッションクリティカルな周期的通信のために、ダイナミックな干渉変動に対応し、最大遅延を低減させる車速対応型コンテンションウィンドウ(CW)制御法を提案する。提案手法では、車の速度が遅いほど、平均バックオフ時間(ランダムな待機時間)を小さくする。また、ウィンドウサイズを固定する。すなわち、再送時の平均コンテンションウィンドウ(CW)の増加を禁止し、ウィンドウサイズをできるだけ小さくする。これにより、フレーム衝突時の再送時と干渉に起因するエラー再送時とに被るバックオフ時間が最小となる。提案する制御の開発に当たっては、車の速度が遅いほど周囲の車との距離が近くなる(従って、干渉量が大きくなる)ことが多いという経験に着目した。さらに、再送の主要因はCWサイズが最適で無いことではなく、干渉であることに着目した。これにより、再送回数(送信失敗回数)とバックオフ時間とで決まる遅延を小さくできる。提案手法の効果を把握するため、車内のセンサーネットワークに対して、自車の周囲を様々な速度で他車が通過するとき、干渉を与えるというモデルを用いて性能評価を行った。干渉に対して固定的な制御を行う従来方法と車速に応じた制御を行う提案手法とを比較し、提案手法の有効性を明らかにした。 |
| （英） | In this research, we propose a speed-adaptive contention window(CW) control method that reduces the maximum delay against dynamic interference on automobile with IEEE802.11 wireless LAN communication. The method is developed for mission critical communications for periodic tiny data. In the proposed method, the average backoff time (random wait time) is reduced as the vehicle speed decreases, and it is performed to reduce the maximum delay in situations where the influence of interference is large. Also, increase of the average contention window at the time of retransmission is prohibited, and the window size is fixed. n developing the proposed method, we focused on the experience that the slower the speed of the vehicle, the closer the distance to the surrounding vehicles (and therefore the greater the amount of interference). Furthermore, we focused not on the fact that the CW size is not optimal, but on interference, as the main cause of retransmission. This can reduce the delay determined by the number of retransmissions (the number of transmission failures) and the backoff time. In order to research the effect of the proposed method, we evaluated the performance of a sensor network in a vehicle using a model that causes interference when other vehicles pass around the vehicle at various speeds. The effectiveness of the proposed method was clarified by comparing the conventional method with fixed control for interference and the proposed method with control according to vehicle speed. | |
| キーワード | （和） | 無線LAN / 干渉 / 遅延 / コンテンションウィンドウ / / / / |
| （英） | IEEE802.11 WLAN / Interference / Delay / Contention Window / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 119, no. 461, IN2019-91, pp. 91-96, 2020年3月. | |
| 資料番号 | IN2019-91 | |
| 発行日 | 2020-02-27 (IN) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IN2019-91 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS IN |
| 開催期間 | 2020-03-05 - 2020-03-06 |
| 開催地（和） | Royal Hotel 沖縄残波岬 |
| 開催地（英） | Royal Hotel Okinawa Zanpa-Misaki |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IN |
| 会議コード | 2020-03-NS-IN |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 車載無線LAN通信におけるダイナミックな干渉変動に対応するQoS制御 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | QoS Control for mission critical communication on automobile with IEEE802.11 wireless LAN against Dynamic Interference |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 無線LAN / IEEE802.11 WLAN |
| キーワード(2)（和/英） | 干渉 / Interference |
| キーワード(3)（和/英） | 遅延 / Delay |
| キーワード(4)（和/英） | コンテンションウィンドウ / Contention Window |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 塩原 拓海 / Takumi Shiohara / シオハラ タクミ |
| 第1著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 村瀬 勉 / Tutomu Murase / ムラセ ツトム |
| 第2著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2020-03-05 11:40:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | IN |
| 資料番号 | IN2019-91 |
| 巻番号（vol） | vol.119 |
| 号番号（no） | no.461 |
| ページ範囲 | pp.91-96 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2020-02-27 (IN) |
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