講演抄録/キーワード |
講演名 |
2020-07-02 11:45
ImperSD: Java言語向け命令型スクリプタブルデバッグ環境 ○平ノ内奎太・小林隆志(東工大) SS2020-3 |
抄録 |
(和) |
デバッグの工程における開発者は何度もプログラムの内部観測作業を繰り返すことがある.これを解決する方法としてデバッグの手順をスクリプトとして記述し作業を自動化できるスクリプタブルデバッガ(SD)が提案されている.
既存のSDは,リアクティブな記述を用いているため,初期化処理や過去の観測結果の履歴を利用する処理などが書きづらい,副作用のある式の実行順序が定まらないといった欠点がある.
本研究では,デバッガが行う動作をそのままの順序でスクリプト記述する命令型SDを提案する.本稿では,命令型SDが満たすべき要件を定め,それらを満たす命令セットを提案する.また,Java言語向けの命令型SD環境として開発したImperSDについて説明する. 実際にデバッグ手順を記述し,既存SDと比較することで提案SDの得失を議論する. |
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キーワード |
(和) |
Debugging / Scriptable Debugger / File System / Dynamic Analysis / Software Maintenance / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 82, SS2020-3, pp. 13-18, 2020年7月. |
資料番号 |
SS2020-3 |
発行日 |
2020-06-25 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
査読に ついて |
本技術報告は査読を経ていない技術報告であり,推敲を加えられていずれかの場に発表されることがあります. |
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SS2020-3 |