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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-01-28 13:00 避難者の歩行速度を考慮した避難誘導に関する検討 ○小林直輝・山﨑達也（新潟大）・佐藤翔輔（東北大）  CAS2020-44 ICTSSL2020-29 |
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| 抄録 | （和） | 災害時に迅速な避難を実現するためには，適切な情報を確実に避難者へ伝達する必要がある．特に都市部では地域外から訪れる人も多く，地域の避難場所の情報を知らない可能性が高い．そのような場合，例えば現在主として用いられている防災行政無線では，広範囲に向けて同一の情報を伝達することに向いてはいるが，避難者のいる位置に適した局所的な避難情報を適応的に伝達することには不向きである．本研究では個々の避難者の現在地に合わせた避難情報の伝達手段として，タクシーを情報の発信源として利用した情報の発信を提案し，避難シミュレーションを用いて様々な状況に対する検証を行ってきた．更に，提供する情報として，地域の災害に対する危険度をハザードマップから取得した地域の災害に対する危険度を考慮し，発災後の経過時間に適した避難方法を選択することを提案してきた．提案手法のうち避難者の歩行速度に着目し，避難先選択時における仮定歩行速度が異なる場合における避難状況への影響に関する検証を行った．その結果，津波の遭遇確率には大きな差は見られなかったが，避難率は設定する歩行速度が遅い方が低くなることを確認した． |
| （英） | To promote evacuation at disaster occurrence, appropriate local information needs to be certainly transmitted to evacuees. However, in a city disaster case, the people who are not living in and just visit the city, for instance as tourists, might have little knowledge on the local evacuation information. In such cases, disaster prevention administrative radio systems, that are operated as one of the information transmission systems at present, are useful to transmit wide-area disaster information, but inappropriate for transmitting adaptive localized evacuation information. Therefore, we have proposed a narrow-area specific messaging system using taxis as information transmitters. We have proposed a method to select evacuation sites by using the elapsed time after the disaster occurrence and the hazard map information. This method uses a parameter of walking speed to select evacuation sites. In this paper, we focus on the parameter of evacuee’s walking speed, and compare three models with different walking speed parameters. Consequently, it is found that when the evacuation behavior is delayed, the model with the slowest walking speed parameter shows the lowest evacuation rate. | |
| キーワード | （和） | 避難誘導 / 歩行速度 / 大規模避難シミュレーション / ハザードマップ / / / / |
| （英） | Local Evacuation Information / Walking Speed / Massive Evacuation Simulation / Hazard Map / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 120, no. 347, ICTSSL2020-29, pp. 31-36, 2021年1月. | |
| 資料番号 | ICTSSL2020-29 | |
| 発行日 | 2021-01-21 (CAS, ICTSSL) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CAS2020-44 ICTSSL2020-29 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CAS ICTSSL |
| 開催期間 | 2021-01-28 - 2021-01-29 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 学生セッション，一般 |
| テーマ（英） | Students session, General session |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | ICTSSL |
| 会議コード | 2021-01-CAS-ICTSSL |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 避難者の歩行速度を考慮した避難誘導に関する検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Study on Evacuation Navigation Considering Evacuee's Walking Speed |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 避難誘導 / Local Evacuation Information |
| キーワード(2)（和/英） | 歩行速度 / Walking Speed |
| キーワード(3)（和/英） | 大規模避難シミュレーション / Massive Evacuation Simulation |
| キーワード(4)（和/英） | ハザードマップ / Hazard Map |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小林 直輝 / Naoki Kobayashi / コバヤシ ナオキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 新潟大学 (略称： 新潟大) Niigata University (略称： Niigata Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山﨑 達也 / Tatsuya Yamazaki / ヤマザキ タツヤ |
| 第2著者 所属（和/英） | 新潟大学 (略称： 新潟大) Niigata University (略称： Niigata Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 佐藤 翔輔 / Shosuke Sato / サトウ ショウスケ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-01-28 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | ICTSSL |
| 資料番号 | CAS2020-44, ICTSSL2020-29 |
| 巻番号（vol） | vol.120 |
| 号番号（no） | no.346(CAS), no.347(ICTSSL) |
| ページ範囲 | pp.31-36 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-01-21 (CAS, ICTSSL) |
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