講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-02-19 13:50
FFTを対象とした小型化・高速化処理方式のFPGA実装検討と評価 ○岸本 浩・高橋勝己・白石 將(三菱電機) SANE2020-69 |
抄録 |
(和) |
FFT (Fast Fourier Transform)/ IFFT(Inverse FFT)は,通信や周波数解析において基本要素となる信号処理の一つである.近年,通信の高速・大容量化や,レーダ信号処理における解析帯域幅の増大に伴い,FFTに関しても高速・広帯域化が求められている.組込み向けの用途では,ADC(Analog to Digital Converter)から出力される信号をリアルタイム処理するために,FPGA内の回路機能としてFFTを実装することが多く,高速・広帯域化に向けては,FFT点数の増加,FFT回路の並列化が必要となり,限られたFPGA回路リソースであるメモリや乗算器が圧迫されることになる.FFT実装におけるFPGA回路リソースの削減と処理高速化を目的に,出力するFFT結果データ列を間引いても良いとの前提の下,FFT点数を削減したFFT回路によって所望のFFT処理を実現する方式を2通り提案する.第1案ではメモリに関して3割以上の小型化と高速化,また,第2案では乗算器数は増加するものの,元々のFFT結果データ列を1/Lに間引いた場合にL倍の高速化実現の実現の目処を得た. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
信号処理 / FPGA / FFT / IFFT / / / / |
(英) |
SIGNAL PROCESSING / FPGA / FFT / IFFT / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 371, SANE2020-69, pp. 63-68, 2021年2月. |
資料番号 |
SANE2020-69 |
発行日 |
2021-02-11 (SANE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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