講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-03-03 14:15
多目的遺伝的アルゴリズムを用いた自動プログラム生成手法の提案 ~ プログラミングコンテストを題材として ~ ○渡辺大登・柗本真佑・肥後芳樹・楠本真二(阪大)・倉林利行・吉村 優・切貫弘之・但馬将貴・丹野治門(NTT) SS2020-33 |
抄録 |
(和) |
人手を介さない自動プログラム生成の実現を目指して,生成と検証に基づく自動プログラム修正(APR)を転用した手法が提案されている.この手法では,初期状態でのソースコードを未実装,つまり複数のバグが含まれていると仮定し,ソースコードの改変・評価・選択を繰り返してソースコードを目的の状態に近づけていく.一般的なAPR では改変ソースコードの評価指標として,テストケースの通過数というスカラ値がよく用いられる.この指標では,単一バグの修正を目的とした場合には問題にならないが,複数バグの修正時にはコード評価の表現能力不足という問題に繋がる.よって,初期状態で複数のバグがあると仮定するプログラム生成に対しては,解決すべき重要な課題であるといえる.そこで,本研究では自動プログラム生成の効率向上を目的として,APR に対する多目的遺伝的アルゴリズムの適用を提案する.さらに,相補的なテスト結果を持つ 2 個体を合成する新たな交叉手法を提案する.評価実験として,プログラミングコンテストの問題 80 問を題材として,提案手法の効果を確かめる.実験結果より,80題材中 39 題材で生成時間の短縮が確認できた. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
自動プログラム生成 / 自動プログラム修正 / 多目的遺伝的アルゴリズム / 非優越ソート / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 407, SS2020-33, pp. 31-36, 2021年3月. |
資料番号 |
SS2020-33 |
発行日 |
2021-02-24 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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SS2020-33 |