講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-03-04 10:25
複数観点を考慮したクローンリファクタリング支援 ○大谷悠太郎・林 晋平(東工大) SS2020-38 |
抄録 |
(和) |
コードクローンリファクタリングの既存手法では,リファクタリングの事前条件を緩和するためラムダ式を取り入れ抽出範囲を最大化しているが,条件の緩和が可読性の低下につながる恐れがある.事前条件の緩和と抽出対象範囲の調整による事前条件違反の回避の組合せを考慮することで,1つのクローンペアから複数通りのリファクタリング候補が得られる場合がある.本論文では,事前条件違反に基づき,条件の緩和と違反の回避の組合せによる複数のリファクタリング候補生成手法を提案する.そして,定量的分析と開発者による評価によりリファクタリング候補を複数生成することの有用性を調査した.その結果,リファクタリングの効果と可読性の間にはトレードオフの存在が認められた.また,開発者は条件の緩和と違反の回避を状況によって使い分けており,リファクタリング候補を複数生成することは有用であることがわかった. |
(英) |
|
キーワード |
(和) |
コードクローン / クローンリファクタリング / / / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 407, SS2020-38, pp. 61-66, 2021年3月. |
資料番号 |
SS2020-38 |
発行日 |
2021-02-24 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
査読に ついて |
本技術報告は査読を経ていない技術報告であり,推敲を加えられていずれかの場に発表されることがあります. |
PDFダウンロード |
SS2020-38 |