講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-03-05 11:10
画像処理を用いた注視点計測の精度向上に向けた顔器官特徴量の検討 ○畑中 理・福間慎治・森 眞一郎(福井大) SIS2020-57 |
抄録 |
(和) |
近年普及しているスマートデバイスを用いた遠隔学習では,インターネット環境があれば何時でも何処でも学習できる利点がある.一方,学習者が遠隔地にいるため指導者が学習者の様子を把握しにくいといった問題点がある.そこで,学習者がモニター上に映し出された教材上のどこを注視しているか計測することにより,教育における質の保証に役立てる.従来の注視点計測には,角膜反射法を用いた手法や機械学習を用いた画像処理による手法があり,先行研究では,機械学習を用いた画像処理による注視点計測が試みられている.しかしながら,先行研究では,頭部位置・姿勢の変化に対応しにくい問題点がある.先行研究の手法で実際に注視点計測を行った結果,目周辺領域の画像だけでは同じ画像に見えても,その画像を撮ったときの頭部姿勢が異なっている場合が確認された.この問題に対して,目周辺領域だけでなく顔器官の情報も加えることで画像が別物であると認識でき,問題の解決に繋がると考えられる.ゆえに,先行研究を基に注視点計測の精度向上を目的とした手法を提案する.提案法では,機械学習に用いる新たな特徴量として顔器官を検討する. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
顔器官 / 目周辺領域 / 特徴量 / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 415, SIS2020-57, pp. 120-125, 2021年3月. |
資料番号 |
SIS2020-57 |
発行日 |
2021-02-25 (SIS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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