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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-03-05 13:20 無線環境下でのスライス間の効用公平性を保持した帯域割り当て手法の提案 ○岩井貴充・中尾彰宏（東大）  NS2020-161 |
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| 抄録 | （和） | モバイルアプリケーションの多様化にともない,ユーザのエクスペリエンスを改善し,ネットワークサービスの多様化を実現するために,アプリに応じて適切なリソースを割り当てるネットワークスライシングが提案されている.しかし,リンク容量が変動する無線環境下では,リンク容量の不足により,各アプリの要件を満たすことができないケースが生じるため,ユーザのエクスペリエンスを考慮して各スライスの帯域を動的に調整する必要がある.また,無線通信で流れるトラフィックはスライス以外のものも存在するため,ネットワーク管理者はこのトラフィックのための帯域を何らかの指標に基づいて決定する必要がある.そこで,我々は各スライスに目的に応じて,そのスライスのクオリティを示す効用関数を設定し,リンク容量に応じて各スライスのクオリティが常に公平になるように帯域を調整する制御手法を提案する.固定的な帯域を要求する通常スライスとそれ以外の帯域を管理する残余トラフィックについて,各時点のリンク容量とそれぞれのクオリティから割り当てる帯域を更新する.我々は単純な帯域割り当てポリシーと比較して,通常スライスのクオリティの低下を 10% 以下に抑えつつ,スライスクオリティの公平性が中央値で 65% 改善することを示す. |
| （英） | With the diversification of mobile applications, network slicing, which allocates appropriate resources according to the application, has been proposed to improve the user experience and achieve the diversification of network services. However, in a wireless environment with fluctuating link capacity, we need to adjust each slice’s bandwidth dynamically while maintaining the user experience when we can not satisfy the requirements specified by each application due to insufficient link capacity. In addition, since we need to allocate bandwidth for the clients who do not use slicing, network operators need to assign the bandwidth based on a clear metric. We propose a novel control method that sets a utility function, called slice quality, for each slice and adjusts each slice’s bandwidth depending on the link capacity to keep these qualities fair. We set different utility functions for the normal slice, which requires a fixed amount of bandwidth, and the residual slice, which manages the rest of the system. We update the allocated bandwidth so that each slice’s quality is fair based on the link capacity at each point in time. We show a median improvement of 65% in the slice quality’s fairness than a simple bandwidth allocation policy while keeping the quality degradation of normal slices below 10%. | |
| キーワード | （和） | トラフィック制御 / モバイルエッジコンピューティング / / / / / / |
| （英） | Traffic Control / Mobile Edge Computing / / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 120, no. 413, NS2020-161, pp. 226-231, 2021年3月. | |
| 資料番号 | NS2020-161 | |
| 発行日 | 2021-02-25 (NS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2020-161 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IN NS |
| 開催期間 | 2021-03-04 - 2021-03-05 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2021-03-IN-NS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 無線環境下でのスライス間の効用公平性を保持した帯域割り当て手法の提案 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Bandwidth Allocation Method Preserving Slice Quality Fairness in a Wireless Environment |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | トラフィック制御 / Traffic Control |
| キーワード(2)（和/英） | モバイルエッジコンピューティング / Mobile Edge Computing |
| キーワード(3)（和/英） | / |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
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| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 岩井 貴充 / Takamitsu Iwai / イワイ タカミツ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) University of Tokyo (略称： UTokyo) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中尾 彰宏 / Akihiro Nakao / ナカオ アキヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) University of Tokyo (略称： UTokyo) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-03-05 13:20:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2020-161 |
| 巻番号（vol） | vol.120 |
| 号番号（no） | no.413 |
| ページ範囲 | pp.226-231 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-02-25 (NS) |
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