講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-03-15 11:15
造影CT画像における適応的閾値決定による骨抽出手法を用いた外傷出血検出能の改善 ○木村拓貴・新井久美子・高橋 希(千葉大)・吉村裕一郎(富山大)・中田孝明・中口俊哉(千葉大) MI2020-48 |
抄録 |
(和) |
現在の外傷診断では救急医が造影CT画像を読影しているが,読影の技量的負担が大きいため,外傷出血の自動検出手法が求められている.先行研究として骨除去及び閾値処理による外傷出血検出手法が提案されているが,出血や骨の症例間でのCT値強度の違いが大きく検出精度に課題があった.本研究では胴体部から骨に相当する領域が一定割合抽出可能な閾値を探索し,症例ごとに適応的に閾値を決定する骨候補抽出手法と分水嶺アルゴリズムによる骨抽出手法を導入する事で骨除去性能を改善し,外傷出血検出能の向上を試みた.実験として外傷出血388箇所に対し検出処理を行い,従来手法と結果を比較したところ,出血の検出能が改善し,感度が約8%向上した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
造影CT画像 / 外傷出血 / 深層学習 / セグメンテーション / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 431, MI2020-48, pp. 3-8, 2021年3月. |
資料番号 |
MI2020-48 |
発行日 |
2021-03-08 (MI) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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