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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-05-13 13:25 ブロックチェーンを活用した高信頼IoTデータ管理基盤の設計と車両管理を対象としたシステム試作 ○鎌田拓朗・山本 寛（立命館大）  NS2021-16 |
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| 抄録 | （和） | 近年、現実世界に存在する様々な人・モノ・場所の状態に関する情報を収集・解析することで、人の生活 や社会活動を支援することを目的とした IoT システムに注目が集まっている。一方、IoT システムが正しく機能するた めには、現実世界に配備された様々な IoT 機器が生成したデータ (IoT データ) の完全性を保証する必要がある。その ため、ブロックチェーン技術を応用して、IoT データを管理するデータ管理基盤が提案されている。しかし、このデー タ管理基盤では、ブロックチェーンに登録する前のデータの異常や改ざんを検知し、完全性を保証することはできな い。そこで先行研究では、データを生成している IoT 機器 (生成者) が、同種のデータの生成を周辺の IoT 機器 (協力 者) に依頼し、双方が生成したデータを比較・解析することで、登録前のデータに改ざんが生じているか検証できる データ管理基盤を提案している。しかし、この研究では生成者と協力者が現実世界の近い場所に存在する近接性を保 証できておらず、その場に存在しない悪意ある協力者により検証の妨げとなるデータが登録される可能性がある。そ こで本研究では、限られた環境/位置においてのみ同じ傾向が観測される情報を生成者と協力者の双方が観測し、その 観測結果の類似性を検証することで両者の近接性を保証する信頼性検証手法を研究開発する。さらに、提案手法を備 えたデータ管理基盤の有効性を検証するために、車両管理を対象とした具体的なシステムの設計・試作を行う。 |
| （英） | In recent years, the IoT systems that supports the lives of people and social activities by collecting and analyzing data related with the various state of human, things and location in real world are attracting attention. On the other hands, in order for the IoT system to function correctly, the integrity of the data generated by a variety of IoT devices deployed in the real world (IoT data) should be guaranteed. In order to guarantee the integrity of IoT data, the IoT data management infrastructure based on the blockchain technology has been proposed so far. However, the existing infrastructure cannot detect anomalies and tampering of the data during the data registration to the blockchain. In our previous study, we have proposed a new integrity verification method where the IoT devive which generates the data (generator) asks the neighboring IoT devices (collaborators) to generate the same type of data, and verifies whether the data has been tampered or not by comparing the data obtained from both of the generator and the collaborators. The reliability of the verification method is based on the assumption that the collaborators definitely exist in the vicinity of the generator, but the method does not have a function for guaranteeing proximity between the generator and the collaborators. Therefore, in this study, we develop a new reliability verification method to guarantee the proximity of the IoT devices. In the proposed method, both the generator and the collaborators measure the same kind of the data whose trend data obtained from both devices is verified to guarantee the proximity. Futhermore, in order to verify the effectiveness of the data management infrastructure with the proposed method, we will design and prototype a specific system for the vehicle management. | |
| キーワード | （和） | ブロックチェーン / IoT / データ管理基盤 / 完全性 / 近接性 / / / |
| （英） | Blockchain / IoT / Data management infrastructure / Integrity / proximity / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 17, NS2021-16, pp. 7-12, 2021年5月. | |
| 資料番号 | NS2021-16 | |
| 発行日 | 2021-05-06 (NS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2021-16 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS |
| 開催期間 | 2021-05-13 - 2021-05-14 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 高度プロトコル・ネットワーキング技術(IP及び高位レイヤルーチング・フィルタリング，マルチキャスト，品質・経路制御)，IPNWの利用技術(P2P，P4P，オーバレイ，SIP，NGN)，ネットワークシステム関連技術(システム構成法，インタフェース，アーキテクチャ，ハードウェア・ソフトウェア・ミドルウェア)，セキュリティ，ブロックチェーン，一般 |
| テーマ（英） | High level protocol, Networking technologies (IP and high-layer routing/filtering, Multicast, Quality/Routing control), IP network application technologies (P2P, P4P, Overlay, SIP, NGN), Network system related technologies (System configuration, Interface, Architecture, Hardware/Software/Middleware), Security, Blockchain etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2021-05-NS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ブロックチェーンを活用した高信頼IoTデータ管理基盤の設計と車両管理を対象としたシステム試作 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Design of Highly Reliable Data Management Platform and System Prototyping for Vehicle State Management |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ブロックチェーン / Blockchain |
| キーワード(2)（和/英） | IoT / IoT |
| キーワード(3)（和/英） | データ管理基盤 / Data management infrastructure |
| キーワード(4)（和/英） | 完全性 / Integrity |
| キーワード(5)（和/英） | 近接性 / proximity |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 鎌田 拓朗 / Takuro Kamada / カマダ タクロウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 寛 / Hiroshi Yamamoto / ヤマモト ヒロシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-05-13 13:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2021-16 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.17 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-05-06 (NS) |
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